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TEDの英語レベルが高すぎて挫折した医学・生物学研究者へ。科学英語ガイドが伝える本当のTED Talkの学習活用法
英語プレゼン&リスニング能力アップにはTED…なのか?
ドクター(PhD & MD)のための科学英語ガイド、Dr. Stormy です。
理系研究者(特に生命科学系・医学系)のみなさんの中で、
「英語力を高めるならTED!」
と聞いたことのある方は多いのではないかと思います。
TED Talksは、米国の非営利団体 "TED(Technology Entertainment Design)" が行う動画の無料配信プロジェクト。
教育、健康、コミュニケーションから日々のライフハックまで幅広い題材を取り上げ、有名・無名の方々による魅力的なトーク(講演、スピーチ、プレゼンテーション)が無料で配信されています。
およそ5分から20分の短いトーク時間
質疑応答のないシンプルな構成
ボランティアによる字幕(英語+動画によっては他言語翻訳)
により、登壇者の語りを気軽に、かつ集中して視聴できるのが魅力です。
…なのですが、
この TED Talks を理系ドクターの方々が
「英語での研究発表の勉強に」「学会でのリスニングの練習に」「プレゼンテーションのお手本に」と意気込んで使おうとすると、
効果が出にくく挫折してしまう方がけっこう多いのです。
この記事ではその背景をじっくり解きほぐしつつ、
研究での英語プレゼン&リスニングにTEDを活用する際のポイントをお伝えします。
ドクター&プレドクターの皆さんの英語力アップに役立てば幸いです。
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