ドロステ

ファッションや日々の暮らしから、生き方や哲学を考えてみたいもうすぐ50歳です。短歌もはじめました!

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最近の記事

普通すぎる手持ち服を「攻め」に格上げする

◾️通常運転で目指すスタイル 奇をてらわない普通の着こなし、好きです。 スカイブルーのオックスフォードシャツの袖をまくってチノパン、ベルトも巻いて。いつもはコンタクトだけどアクセサリー代わりに眼鏡して。 こんなシンプルな着こなしでもセクシーだったり雰囲気のある人っているんですよね〜。通常運転の毎日はそういう感じを目指していきたいです。 ◾️攻めたい日もあるのだ しかし一方で、発作のように「今日は冒険したい」「できれば、攻めたりなんかもしてみたい」ってことありません?

    • 服を育てるという発想

      流行ものでもハイブランドでもないけれど、これを着ていると自分の重心が安定し、心なしか堂々としていられる(いられた)・・というような服、誰にも1着はありますよね。 私の場合は、母からおさがりでもらった紫紺のウール地のステンカラーコートです。 名前は覚えていませんが、オーストリアのメーカーのものでした。近衛兵のコートのような角ばったシルエットで、レザーのくるみボタンに可愛らしさがありました。共布のケープをつけると探偵そのものなので、大学時代は多少周りの目を意識してケープを外し

      • そろそろ「柄オン柄」に挑戦してみる:初心者の5箇条

        どうも。おおむね毎日、無地on無地のドロステです💦 いつかドリスヴァンノッテンなどの柄物を大人っぽく着こなせたらカッコいいなぁとも思っていましたが、ドリス氏は2025の春夏で引退なさるそうですね。 そして思いました。 急がねば。うかうかしているうちに人生終わっちまう。 「みんなにどうしちゃったの?って思われるかな」「若作りに見えるかな」「柄物に散財してる場合でもないよな」などの定型ネガティブが頭をよぎりますが、どんな人になりたいって、 楽しんでる人になりたい! 柄

        • おしゃれ解析の練習

          いつまでも「検討中」? 結局のところ、わたしは自分をどんなスタイルに育てあげたいんだろう。いくつになってもそんなことを考えます。 自分のスタイルを持って常に揺るがない人も素敵だし、全身イマでキメてて崩しも完璧!って人を見てクラクラすることもあります。 でも正直、目指すスタイル(*おっさん寄りセクシー目指し中)があっても、たまには横に振れたいし、全身ギメを実現する金銭的余裕や収納スペースは無く、そもそもモノが多いのはそれなりにストレス。なかなか安寧の境地に着地しません。

          【動画紹介】バラバラなテイストを自分のものにするために

          何度も読み返す本や何度も観てしまう映画ってありますよね。今日は私が繰り返し観てしまう動画を紹介させてください。 「北欧、暮らしの道具店」が制作した、フラワーデザイナーの市村美佳子さんを紹介する2本のYou Tube動画です。1本10分程度なのでぜひ休憩時間にでもご覧くださいませ! バラバラのテイスト、矛盾した思考 あれも好きだしこれもいいと思う、そんなフラフラして芯のない自分にはスタイルなんて一生作れないんじゃないか・・もっと言うと、このままだとどこかぼんやりとした、形

          【動画紹介】バラバラなテイストを自分のものにするために

          おしゃれしてない方が魅力的に見えるサイエンス

          おしゃれは人間の本質ではない。最高におしゃれで意地悪な人よりも、外見を何も気にしない温かい心の持ち主のほうが何倍も魅力的ですもんね。 そのうえでしかし、素敵な人の姿に憧れたり真似したりして、飾ることを楽しみ、人生を彩りたいわけです。 私も、映画や雑誌をお口半開きで見つめ、いつかこんなふうに軽やかに強く自分のスタンダードを作っていけたらな、と思いながら暮らしています。 でも最近、矛盾も感じるんです。なんていうか、おしゃれをしていない方がむしろ魅力的に見えるときがあるんです

          おしゃれしてない方が魅力的に見えるサイエンス

          贈り物のセンス

          今日は2024年6月15日、父の日前日にちなんで、センスがいいなぁと思った贈り物のアイデアについて(自戒を込めて!)書きたいと思います。喜ばれるモノの紹介ではないので、そのおつもりで~。 1年間買いためた贈り物 これは、ちょっと時間がかかるアイデアなのですぐには実践できませんが、1年間、相手を思って選んだモノを贈るという方法です。友人のマネをして、私も始めました。 旅先で選んだポストカード、展覧会で見つけたブックマーク、など大袈裟でないものを数点。渡すときにその体験や場

          贈り物のセンス

          【やってみた】胸元を大きく開けてシャツを着る

          ↑コレをずっとやりたかったんです。でも、悪目立ちしてはならぬという小心者の自意識もあって、なかなかできずにいました。 そうこうしているうちに生誕半世紀を迎えることとなりました。加齢で肉もおち💦女性性が薄まってきた今がその時かも!ということで、いざ。 これまでのYシャツの着こなし 私がもっているYシャツでは、ボタンを全部閉めるか、第2ボタンまで開けるのが通常モード。第3ボタンまで開ける場合はかなり襟を抜く(後ろ身頃の裾を下にひく)、もしくは中に見えてもいいタンクトップを着

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          化粧ポーチ迷子卒業、とその哲学

          これは、モンベルの黒いポーチを買ったら人生観が変わったというお話です。 迷子時代 気に入って買ったはずで、実際のところ悪くはないんだけど、なんか違う・・ってなること、ありませんか? 私の場合、化粧ポーチがそれでした。長年、気分がアガる柄の北欧ブランドのものを使っていました。大きな不便はなかったのですが、鞄の中で他の柄に紛れるとデザインの良さは半減して見えるし、毎日出し入れで薄汚れやすく、しかし洗うとヨレヨレに・・、でも買ったばっかりだし・・という心のザワザワがつきものの

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          素敵な女性のスタンダード:バングル編

          こども時代をスイスで過ごした帰国子女で、同時通訳の仕事の合間に英語の家庭教師をしてくれていたM先生との出会いが、私が「素敵な女性」を意識した最初だったと思います。先生は当時20代後半くらいだったのかな。 その頃中学生だった私は、紙パックのバナナオレをアテに、ファミリーサイズのキットカット一袋をまぁまぁの頻度でいただく、大きめもっさりコンプレックス女子でした。 そんな私に「ボーイフレンドいないの?大学生の知り合い紹介しようか?」「痩せたらかわいいのに」なんてセリフを真顔でさ

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