おしゃれ解析の練習
いつまでも「検討中」?
結局のところ、わたしは自分をどんなスタイルに育てあげたいんだろう。いくつになってもそんなことを考えます。
自分のスタイルを持って常に揺るがない人も素敵だし、全身イマでキメてて崩しも完璧!って人を見てクラクラすることもあります。
でも正直、目指すスタイル(*おっさん寄りセクシー目指し中)があっても、たまには横に振れたいし、全身ギメを実現する金銭的余裕や収納スペースは無く、そもそもモノが多いのはそれなりにストレス。なかなか安寧の境地に着地しません。
おしゃれに必要な訓練
しかし、思うのです。
本当におしゃれな人は、たとえば、好みのブランドなどひとつもない、ひなびた駅ビルの婦人服・紳士服コーナーでも、限られた予算の中で、自分が好きで似合う商品を選び、組み合わせることができる人のはず。
強固なポリシーも潤沢な予算も、本来は不要なはずなのです。
だとすると、日々すべき訓練は、好きを見つけて、それの何が好きなのかを解析/言語化し、できる範囲で採用することではないかと。
そんなわけで今日は、自分がいいと思うスタイルを解析し、どう自分に取り込めるかを考えてみたいと思います。
例題1
たとえば以下の写真のかた。
この方が、ものすごくおしゃれなのかどうかは個人の判断ですが、私にとっては、かなり好みのスタイルです。上半身だけだけどね。
推しポイント洗い出しノック
以下、行間なしの解析、失礼いたします。
深い緑のTシャツに水色のネックレスか。合わせたことないわぁ。んでそれについてるチャームはプラスチックにも見えるけど、自分でつけたのかな(拡大して確認)。「祖母から母へ、母から私へ受け継がれた」系の時計もかっこいいし、重ね付けしたネックレスとシルバーリングは体の一部になってる。アクセサリーの色や素材に統一感はないけど、むしろプレーンなTシャツとの±バランスが最高。ヘアスタイルはあれこれ画策しない、グヮシスタイル。がぶ飲み決定の赤ワインも目立ってるけど、それ一枚食べる気?の板チョコも、もはやコーディネートかって。ボトムスは何着てるんだろう、多少色落ちしたブラックデニムとかかな。はぁ。かっこいい。
・・以上。
くらいの興奮レベルです。ワインやチョコは友情出演の小道具にしても、それを除いても十分に心躍らされます。
それで、どうする?
コーディネートをそのまま真似する、というのがゴールではありません。いいなぁと思えたところを、どんな風に普遍化させ、自分に適用するか、それをはっきりさせるのです。
彼女から学んで生かせる5つのこと:ドロステの場合
プレーンなカラーTシャツに、合わせたことのない色の小物・アクセサリーをつける。
小物に自分らしい遊びを加える。
今っぽい要素(例:オーバーサイズTシャツとかハイウエストボトムとか)を選んでも、オールドファッションモノや自分のアイコン的アイテムで流行感を消す。
服の温度とヘアスタイルの温度を合わせる(いつでもサラツヤストレートを目指さない)。
しなやかで楽しく、毅然とした態度
試合にも生かす
憧れる要素(品物ではない)を自分に同期させる作業を積み重ねることによって、「ここは決めなきゃ」という試合でもスッと応用できるようになるのかもしれません。
そして、世界の師匠たちから抽出したおしゃれエッセンスを紐づけるうちに、「自分のスタイル」もできちゃうのかもしれませんね。
がんばるぞ~