【動画紹介】バラバラなテイストを自分のものにするために
何度も読み返す本や何度も観てしまう映画ってありますよね。今日は私が繰り返し観てしまう動画を紹介させてください。
「北欧、暮らしの道具店」が制作した、フラワーデザイナーの市村美佳子さんを紹介する2本のYou Tube動画です。1本10分程度なのでぜひ休憩時間にでもご覧くださいませ!
バラバラのテイスト、矛盾した思考
あれも好きだしこれもいいと思う、そんなフラフラして芯のない自分にはスタイルなんて一生作れないんじゃないか・・もっと言うと、このままだとどこかぼんやりとした、形のない人生になるのではないか・・そう思うことがあります。
そんなときにこの動画を観ると、大人だって矛盾する思考やテイストを持ち、楽しさを優先させていい、むしろ、一貫しない本心と向き合うことでしか創れない世界がある、ということに気づかせてくれます。
しかしそれは「ありのままでいいんだよ、どれも自分と認めていいんだよ」という優しさとはちょっと違います。ある条件をクリアした場合にだけ、約束されるものかもしれません。
矛盾を構成要素として自分をつくる覚悟
その条件とは、キャリア選択やモノ選びにおいて生じる矛盾やあちこちに散らかった思考から目を背けずに、真剣に向き合うということだと思います。真剣さによって、バラバラに見える思考やテイストを束ねるのです。自分だけの審美眼をいちいち通過させるのです。
私は本当にこれを楽しめるか、という審美眼。それだけ。
「それだけ」というと簡単そうですが、ようやく一本道になりそうな線を折り曲げたり違う色を混ぜたりするのはなかなか勇気のいることです。でも、本心のない一本道に甘んじるよりずっとマシ!と思いませんか。
チャームのピースを揃えよう
市村さんが家の中のものを触りながら説明する様子やそのストーリーを話す姿はとてもチャーミングです。決して高価なものでなくても、良い意味で自慢げです。
私という人生も、こんなチャームを集めながら作っていこう、そしてそのプロセスを心から楽しもう、そういう希望に立ち返るために、何度も観てしまうのかもしれません。
そのほか、市村さんについて
市村さんは、「緑の居場所デザイン」を主宰され、お花の教室をされたり、花瓶の販売、エプロン商会という事業もされています。
http://www.apronshokai.com/
私は花柄はほとんどもっていませんが、ギャザーたっぷりのエプロン、いつか(無職抜け出せたら💦)買いにいきます!
インスタでは、草花を生ける様子を投稿されています。生けるときにブレスレットがカチャカチャ音を立てるのも、市村さんらしくとても楽しく素敵。
https://www.instagram.com/midorinoibasho/
いつかご本人にお目にかかってみたいです!