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医療現場でのメモの活用

こんにちはからのこんばんは。

医師の森下(仮)です。

前回の記事でキシが「アナタを支える「書記・メモ」のチカラ」について話してくれました。

医者、看護師、薬剤師の先生などさまざまな職種な方がいろんな場面でメモをします。今回はメモについて医療面からお話ししようと思います。

1. メモの範囲

ひとくちにメモといっても、医療に携わる私たちの周りには重大なものからちょっとしたことまでその対象は広くあります。

研修医の先生や新人看護師さんは覚えることが多いためその範囲は広いです。3日でメモ帖がいっぱいになるほどメモをとっていた方もいました。

翻ってベテラン医師や看護師さんをみると日々のルーティンから外れたものだけメモをとっています。

2. 上手なメモの取り方

イラストを使ったメモや、テンプレートをつかったメモなどのテクニックは前回の記事を参照いただくとして、とにかく自分にあったメモ術をみつけるまでは試行錯誤だと思います。

ですが、私を含めメモについて共通のうまい取り方があります。

それは、とにかく書く、そしてまとめる、です。

上手に書こう、要約して書こう、と考え出すとメモをとる速度がおちますしメモすべき内容を忘れたりします。

メモ帖を2つ用意して1つには殴り書き、もう1つはまとめ用とすると記憶にも定着しやすいです。そして「メモしたぞ!」という実感もおまけでついてきます。

3. メモの活用

メモの活用方法は人によって違います。

言われたことを忘れないため、外部記憶とするために使用している人が多いのではないでしょうか。

外部記憶としてのメモを意識するとついつい綺麗にまとめたくなります。

そういうときこそ上でお話ししたまずは殴り書きです。
メモ帖でなくても裏紙でもいいです。
気づいたことをなんでも書きましょう。

あとで情報を取捨選択して清書用のメモ帳に転記すればいいだけです。

めんどうくさいと感じたときは、その情報を身に着けている可能性があるのでそのときは転記しなくてOKです。

後に「やっぱりまとめておいたら良かったorz」と思えばそのときが清書のタイミングです。

以上、メモについて医療現場からでした。


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