第二章 私の躁の時の過ごし方 / 【コラム③】また激躁になるのではないか…と不安になったら
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双極症のままで私らしく生きる!
オーキドなつみ( アメブロ / X / Instagram )
双極症のための「神田橋語録」を世界に広める!
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私の現在の主治医から聞いた、素敵な言葉をご紹介させてください。
私は激しい躁で家族や周りに迷惑をかけたり、病院に長く入院したりすることになったので、また躁になったらどうしよう……と、とても不安になった時期がありました。
そのことを先生に相談すると、先生から次のような言葉をいただきました。
「躁は地震のようなものですからね。
起きるかもしれないし、起こらないかもしれない。
双極性障害という、活断層を持っていると思っておくとよいですよ」
この表現が、私の心にすとんと入ってきたことを今でも覚えています。
地震が起きるかもしれないからといって、ずっと不安になっていたら、人生を楽しむことができないですよね。それと同じだなと感じました。
また、躁が地震であれば、私がやるべきことは「防災」だなと感じました。
・きちんと服薬する
・生活リズムを整える
・睡眠時間を管理する
・疲れすぎないようにする
・鬱の時はしっかり休む
・躁の時はアウトプットする
などなど、基本的なことから、ここに書いているようなことまで、いろいろと対策を立てておくとよいと思いました。
どんなに対策をしていても、地震が来る可能性はあります。地震だってそうで、仕方のないことです。でも、対策をしておくことで、最小限の被害で収めることができます。
皆さんはどんな「防災」をされますか?ぜひ一度、考えてみてくださいね。
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