10割蕎麦と血糖値
驚愕の血糖値!!!
日々健康な生活を心がけている方はGI(グライセミックインデックス)
が低い食材の方が、血糖値を上げにくいとか血糖値の上昇が緩やかであると聞いたことがあると思います。
果たして本当にそうなのでしょうか?
※今回は自身の血糖値をモニタリングしての考察であり、研究論文に基づくデータや結果の紹介ではありません。私自身に良いと思っていることが必ずしも皆様に当てはまるとは限りません。
糖尿病診断基準
253mg/dLという数字を見てもこの数字が何を意味するかわからないという方、日本糖尿病学会による糖尿病診断基準は記事の最後に載せるのでご興味のある方はそちらを参考にしていただきたいのですが、こちらの図を見ればなぜ私が焦っているのかお分かりいただけると思います。
血糖値モニタリング
血糖値モニタリングを定期的にやるようになってかれこれ4年目です。
4年間の自身のデータから、私は食べ方・食べ物によって食後血糖値が急激に上昇する血糖値スパイク型だと思っています。
そのため普段は食べ方に気をつけているのですが、現在生活拠点が1箇所ではなく決まったルーティンや毎食自炊をするのが難しい状況です。
自身が目指す健康的な生活はできていなくて残念なのですが、裏を返せば食べ方や食べ物に気をつけないと血糖値にどう変化があるのかを観察する良いチャンスです。
血糖値モニタリングデバイスを付けて自分の血糖値を数字で見ることができるようになると、いいスコアを見たいという気持ちも出てきてしまいお行儀よい食生活や運動をしたくなってしまうのですが、、、
今回は実験と割り切って、普段はしない食生活や食べ方をしてみて血糖値変化を観察中です!
Freestyleリブレ
デバイスの詳しい説明はアボットのWebページを見ていただいた方が
分かりやすいと思いますが、どのようなデバイスか簡単に説明します。
私に関するデータ
◆私は過去2年に測定したA1c(過去1〜2ヶ月の平均血糖値がわかる指標):5.3と5.2
⇨A1cの値としては糖尿病ではありませんが。。。
◆過去8日の平均空腹時血糖値:70〜80
◆過去8日の平均血糖値:101
当日の食事・運動(2/13 実験8日目)
◆前日夜の食事はスープカレー、食事終了 @20:30ごろ
◆遠出する用事があり、朝食はコーヒーのみ @07:30ごろ
◆朝食後4時間車に座りっぱなし
◆イライラするほど空腹を感じ昼食前にオレンジ1/2個 @12:04
◆昼食は豚おろしそばのみ @12:32
◆昼食後、ほとんど歩くことなく車へ4時間の運転
・私はどちらかというと食べるのが遅い方で、24分かかって1人前のお蕎麦を食べ終わりました。→決して早食いではありません。
・お蕎麦を食べ始めてから約20分で血糖値が上がり始めました。
・その後も血糖値は急上昇を続け、食後40分で血糖値が253に!!!
・血糖値が140以下に戻ったのは食後約1時間半後でした。
血糖スパイク後
食後1時間経過して、血糖値はまだ200前後で明らかに血液中のグルコース濃度は高いにも関わらず、空腹感が全く満たされず、お蕎麦を食べてから1時間でフランスパンに鶏ハムがサンドされている野菜ほぼ0のサンドウィッチを食べることにしました。なりました。。。
半端ない倦怠感
サンドウィッチを食べてからやーっと空腹感がなくなったのですが、
その後急激に強い睡魔に襲われました。コーヒー1杯なんかでは太刀打ちできないほどの強烈な睡魔で、主人と私は車を止め休憩するしかありませんでした。
45分ほど車内で爆睡した後起きたのですが、体は重く、思考も遅く、助手席に座っているだけで何もしていないのに倦怠感が半端ないとしか言えません。
なぜ血糖値スパイクが起きたのか、考察
これら全てが253という急激な血糖値上昇と関係していると思いますが、
過去4年も間に定期的に血糖値モニタリングをしていて分かった
自身の傾向は
血糖値モニタリングを通して。
生理前はフードファイター並みに食べられるほど食欲が止まらず、その上、甘いものも欲しい時期ですが、少なくとも私にとっては1ヶ月の中で1番血糖コントロールが難しい時期です。
もちろん、個人差はあ流と思いますが、生理前のインスリン抵抗性が高いときでも、NYで劇場とホテル間の移動を全て徒歩にしていた時は、空腹に麺を食べてもケーキを食べても血糖値が空腹時血糖からほとんど上がらずびっくりしたのを覚えています。
knowledge is medicine, date is medicine
1年ぶりくらいに血糖値モニタリングデバイスをつけて生活をしています。
生理での変化もあるので1ヶ月はモニタリングをする予定です。
自身の傾向、状態を知ることで日々の生活の中で気をつけるべきこと、
改善できることに改めて気づくことができています。
皆様が健康に一歩でも近づけますように。
Moet
参考:
糖尿病学会 糖尿病診療ガイドライン2019
http://www.jds.or.jp/modules/publication/index.php?content_id=4