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耳鳴り潰し174(夜の散歩、球体論、Kindle出版新刊)

 休日はいつもより本格的な遊びがしたくなる息子。レゴブロックを出してきて、土台となる大きな板二枚を繋げて、そこにブロックを敷き詰め、マイクラの世界を再現し始めた。私は要望に沿ったブロックを見つけていく係。「あとちょっとで砂漠が埋まる! これと同じ色で二つのブロックない?」と息子がせっついてくる。完成した世界の上で、怪獣やロボットがなんやかんやする。

 昨晩観たアニメ「銀魂」の将軍初登場回が面白かった、と息子が繰り返し言う。将軍登場回にハズレはない。将軍の最期を知っているだけに切なくなるが、ネタバレはしない。

 家族みんなで夜の散歩。18時から19時半まで。約二週間前に歩いたのと少しだけ違うコースを辿る。コンビニで少し子どもらの食べるものを買って、いつもとは違う方の公園で食べる。足裏を刺激する石が埋められているところをみんなで歩いたりもした。痛い。その最中に散歩中のブルドッグが大きくお尻をあげた姿勢(いわゆる「プレイバウ」)を取り、私たちを見上げてきた。私と息子で近寄って撫でる。ブルドッグ特有の唸り声を息子は怖がりもしない。ブルドッグも気持ちよさそうに撫でられていた。

 涼しくもあり、ランニングコースになっているところも歩いたので、娘と息子は駈け出した。妻も後を追う。私は走れないので早足で歩く。併設されている体育館でバレーボールの練習をしていたのを、娘たちが覗いていた。「ハイキューみたい!」と娘が言う。もっと練習を見たがっていたが遅くなったので帰宅。「来週も夜のお散歩をしたい! バレー見たい!」とのこと。

 今週のメンバーシップ様向け記事として「登場人物球体論」を書く。「紙を切る」で用いた方法論と、根本的な描写姿勢についてのことなど。軽く触れるだけのつもりだったが、案外単純に球体論について書けた気がする。メンバーシップはどのコースでも内容は同じで、初月無料となっています。創作論、過去作、新刊の内容先行公開、などをしています。入会者が増加すると、創作頻度が更にあがる予定です。

 ぬいぐるみ絵本第三弾「しょうせつを かきたかった さる」販売開始。
 小説を書こうとして書けなかった持ち主の行動を真似て、人間が滅びた後も誰にも読めない小説を書き続ける猿のぬいぐるみのお話。

 今週のシロクマ文芸部「夕焼けは」で久々の時代小説を執筆。昼頃に投稿予定。

 兎野卵「意識低めの創作論:難しいことを考えずに物語を作る10の方法 創作実践シリーズ 」を読み始めた。「描きたいネタのために世界観を歪める」のあたり、確かにその方法がしっくりくる、と頷けた。


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泥辺五郎
入院費用にあてさせていただきます。