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耳鳴り潰し223(ペット2、くら寿司、日雇い時代)

 遅めの朝食の際に「ペット2」を観る。食べ終えてもそのまま家族全員で観終えた。ファンキーなおばあちゃんが息子のお気に入り。

 私の両親と待ち合わせて、15時にくら寿司へ。誕生日ラッシュの11月のため、父の奢り。息子7歳、娘12歳、父76歳となる。父と書くと私自身と勘違いされそうでもあるが、私にとっての父、という意味で、子どもらにとっては祖父となる。

 行くことが決まってからずっと楽しみにしていたらしく、娘は先生に事前リサーチしてお勧めの「あぶりチーズサーモン」を頼むが、普通のサーモンの方が好みらしい。マグロよりサーモン派なのは私と同じ。息子が一貫もののいくらを一口で頬張り、自慢げに見せてくる。くら寿司は現在Adoとコラボ中で、びっくらポンの演出でAdoの曲が始まったと思ったら、当たり確定演出だったようだ。

 娘、息子、妻、対面に私、母、父と並ぶ。幸せそうに食べる子どもたちの顔を見ながら、外食ってこんなに幸福になれるものだったのかと実感した。昔はポテトとうどんとマンゴーしか食べなかった息子も、サーモン握りやイクラを食べるようになった。娘はデザートで豆乳アイスにマンゴーをトッピングしていた。マンゴーは前のように皮のついたものではなく、カットされたものに変更されていた。私は後半チャンジャの軍艦と赤貝の握りばかり食べていた。

 タッチパネルの操作を中指でする私に「パパ、中指立てないで」と息子から注意が入る。
 頼んでいたお皿を娘が取ると「パパ、『ありがとう』は?」と指導が入る。
「ばあちゃんはじいちゃんのどこに惚れたの?」と娘が母に突っ込んでいる。
 もうすぐ父の背に追いつきそうな娘に対して、父は「180ある」と嘘をついている。
 
 先にお腹いっぱいになった息子に電子メモパッドを渡して、「自分の名前の漢字書けるところをじいちゃんたちに見せてごらん」と促す。中一、中二で習う漢字も入っているが、見事に書けた。他にもお気に入りの漢字や、店内の掲示物に見える漢字を書き写していく。娘は父の似顔絵を描いていた。携帯用の電子メモ帳として使い勝手が良く、電卓機能は使っていない。

娘の書いた父(祖父)の似顔絵。

 帰宅後はお腹が膨れて息子も私も少し眠った。

 メンバーシップ様向けの記事に「日雇い時代」追加。日雇い第一期の初仕事周辺の話。25年くらい前のこの頃は個人情報もがばがばだった。この記事では書いていないが、例えば引っ越しバイトの場合、応募確定前に引っ越し先の住所が分かるため、「エレベーターなしの5階だから止めておこう」といったこともできた。

 今日の一枚「歩く鮭の切り身」


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泥辺五郎
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