思い出した、この味だ。
GW中、親父が地元の佐賀に帰省し、昨日埼玉に帰ってきた。
久しぶりに食べたいなぁ、と思い「東京ばな奈」を買ってきてほしいと頼んだ。
あぁ、うめぇ。やっぱり東京ばな奈は裏切らない美味しさである。
「ほら、丸ボーロも買ってきたぞ」
そうだ、完全に忘れていた。佐賀と言ったら『丸ボーロ』じゃないか!!
丸ボーロって、世間一般的に知られているのだろうか。
おいマジかよ、あんなに美味いもんを9割近くの日本人が知らないのか???
しょうがないので「丸ボーロ」がなんなのか説明しよう。
あの大隈重信もこよなく愛した佐賀を代表する銘菓、それが丸ボーロ。
長崎にカステラがあるように、佐賀にだって南蛮の国から伝わった素晴らしかお菓子があるばい。
意外とスーパーとかでも売っているのでたまに食べていたが、本場の丸ボーロを食べるのなんていつ以来だろうか。
食べた瞬間、もう違うと感じた。
思い出した、これだ、そうだこれだよホンモノの「丸ボーロ」は!!
いつの日か、小さい頃に食べていた本場・佐賀の丸ボーロの味が一瞬にして蘇ってきた。
これまでスーパーに売っていた丸ボーロを食べても、まぁ美味しいんだけれどもなんかしっくり来なかった。
20年近く経ってようやく再会できた、本場ならではの優しい味わいに。
食感といい、奥深い甘さといい、段違いに美味すぎる。
本当に、素直に感動してしまった、丸ボーロを食って「美味い」と連呼したのは生まれて初めてだ。
たった5つしかないのが悲しい、勝手にAmazonでおかわりを注文してしまいたいくらいだ。
本場ん丸ボーロは、うまかばい。
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サポートしてくれる神がいるとかなんとか…。