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第162回受賞作『背高泡立草』(古川真人/集英社)

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第162回受賞作『背高泡立草』(古川真人/集英社)を…番組ラテ欄っぽく紹介!

【EPG80文字】
先祖代々暮らしていた離島の家に草刈りに訪れた一家▼草刈りをキッカケにかつての住人や家にまつわる物語が動き出す▼家を捨て満州へ渡った家族▼カヌーで流れ着いた中学生

【EPG200文字】
先祖代々暮らしていた長崎の離島の家に一家で草刈りに訪れた奈美▼草刈りをキッカケに奈美の何気ない1日とかつての住人や家を巡る様々な時代の物語が交錯する▼満州に希望を見出し島を去った家族▼蝦夷へ壮絶な旅をし帰ってきた鯨捕りの男▼カヌーで家出をして島へ辿り着いた中学生▼サーガを一貫して書き続ける著者の新境地▼世の中の全ての土地や物・人には記憶と歴史がある▼読後身の回りあらゆるモノに思いを馳せたくなる小説

<以下、出版社ページより抜粋>
●著者:古川真人(ふるかわまこと)
1988年福岡県福岡市生まれ。國學院大學文学部中退。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー、同作で第156回芥川賞候補に。2017年、第2作「四時過ぎの船」で第157回芥川賞候補、第31回三島由紀夫賞候補、2019年、第4作「ラッコの家」で第161回芥川賞候補。2020年、第5作「背高泡立草」で第162回芥川賞受賞。

出版社ページ https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-771710-5


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