第157回受賞作『影裏』(沼田真佑/文藝春秋)
第157回受賞作『影裏』(沼田真佑/文藝春秋)を…番組ラテ欄っぽく紹介!
【80文字】
盛岡に出向し働く男が唯一心を許せる同僚▼突然会社を辞め疎遠になり寂しさを募らせる▼そして「あの日」が▼男が同僚を捜すと…彼の知らない「影の顔」が浮き彫りに▼震災
【200文字】
盛岡に出向し働くわたしが唯一心を許せる同僚の日置▼しかし突然会社を辞め音信不通に…久々に再会した彼はどこか雰囲気が変わっていた▼疎遠になり寂しさを募らせるわたし…そして「あの日」が訪れ彼は再び姿を消す▼行方を捜していく中でこれまで知らなかった「影の顔」が次々に浮き彫りに▼何が本当の素顔だったのか▼人間に内在する明暗を震災と重ね静かに描く▼鮮やかで美しい情景描写▼書き過ぎないから感じられるモノ▼釣り
<以下、出版社ページより抜粋>
●著者:沼田真佑(ヌマタシンスケ)
1978年北海道生まれ。西南学院大学卒業後、福岡市で塾講師を務める。現在、岩手県盛岡市在住。本作で第122回文學界新人賞受賞しデビュー。