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ネカマ2.0
……とでも名付けるべきか。
従来のステレオタイプ的なネカマは、もはや『かわいい女子』ではなく『ネカマっぽい人』という印象しか持たれないのではないかと思う。
研究する側に見分ける側が追い付いてしまって、イタチごっこが終わってしまったパターンだ。
私がなりたいのは『ネカマっぽい人』ではなく『かわいい人』だから、従来のネカマ(言わばネカマ1.0だ)から脱却した新しいロールプレイの技術――ネカマ2.0を作り出し、身に付ける必要がある。
もっとも私が演じたいのは『(かわいい)女性』ではなく『かわいい(人)』だから、ネカマという呼称とは結構ズレているのだが、やはり字面のパワーは大切にしたい。
現実世界やVR世界と比べたときの、文字媒体の社会の特徴の一つとして、
『性別はわからないけど、なんかかわいい人』や『性別はわからないけど、なんか硬派っぽい人』の存在が挙げられると思う。性別不明な人物を、そういうものとして扱う文化がそこにはあるのだ。
(これについても語りたい人や詳しい人には語ってほしい)
ネカマ1.0
「ネカマ やり方」を検索して見つかる方法論の特徴と問題点(疑問点)は以下の通り。
◆身体の性別だけに注目している
・身体目当てで接近されるのは不快かもしれない
・アカウントに(女性としての)生活感が出てしまう
・そもそも真っ赤な嘘はよくない(事後処理が面倒くさい)
◆ステレオタイプな女性像の模倣に由来
・『ネカマのステレオタイプ』に行き付く
・今どきステレオタイプな女性なんていない
・ステレオタイプな女性像≠かわいい
・ステレオタイプ女性像に伴う余計な偏見が面倒くさい
・わざと能力が低いふりをするのはストレスが溜まりそう
・本来の自分の個性・長所を活かせない
・ポリコレ的な罪悪感
◆オンラインゲームに限定的
・その他の場所に応用しづらい
ネカマ2.0
これに対して、自分がこれから作り出したい技術の特徴と、その問題点・疑問点は以下の通り。(☆印は特に差し迫って解決したい問題で、これさえ回答が見つかれば実際にプロト・かわいい人格アカウントを動かし始めようと思っている)
◆性別とは無関係に「かわいい」存在になりたい
・周囲に「かわいい」を性別と分けて考えるリテラシーがあるか?
・「かわいい」を身体的な女性性から分離できるか?
◆むしろ非ステレオタイプな「かわいい」を作りたい
・非ステレオタイプな「かわいい」は方法論たりえるか?
・「かわいい」を内面的な女性性から分離できるか?
◆少なくともTwitterで広く使えるようにしたい
☆最初のタイムライン構築をどうするか?
☆人物像をどう演出するか?
・汎用性はどれほどか
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