健康面における若さとは
最近、外出せずに家でご飯を食べることが多いことと、12時間ほど食べない時間を設けていることもあるためか、痩せてきちゃいました。
体重を戻そうかなと思い、いつもより食べる頻度をあげましたが、逆にいつもより疲れるようになってしまいました。
▼ 24歳をピークに身体は衰える
先進国では24歳頃まで思春期として、人の身体や脳が「成長期」を迎えると、最近の研究ではわかっているそうです。
成長期を迎えた生物は、どんな生物も老化していきます。生物学的な分類上、ヒト(ホモ・サピエンス)は、それが24歳がピークだそうです。
では、老化による疲労とはどういうことでしょう?若い頃と何が異なるのでしょう?もっと言えば、生物学的な「成長」とは何でしょう?
▼ 若さとは、回復力の差
生物学的な「成長」とは、細胞分裂により細胞を増やすということです。子供と大人の身体のサイズの差というのは、細胞の数の差です。
人の身体の細胞は、毎日こまめに細胞分裂が行われて、部位・部分にもよりますが、約30〜200日(1ヶ月〜半年程)で入れ替わります。
成長期の頃は、細胞分裂が頻繁に行われて、今までよりも細胞の数が増えることで、身体が大きくなります。成長期を過ぎても、若いうちは頻繁に細胞分裂が行われて、古い細胞や傷ついた細胞は新しい細胞と入れ替わり修復されます。年齢を重ねるうちに、この細胞の入れ替わりや修復が遅くなるのです。
疲労や疲れている状態というのは、身体の中の細胞が損傷したり、錆びたり焦げたりすることによって本来の力が発揮出来ない状態です。年齢が若いうちは、徹夜したり無茶苦茶運動しても、細胞分裂により修復や回復が行われて翌日には回復していたりしますが、年齢を重ねると徹夜や運動後の筋肉痛が数日響いたりします。
健康面における若さとは、回復力の差なのです。
▼ 衰え方を、緩やかにすることはできる
24歳をピークに衰えるといっても、人により衰え方に差があります。人によっては、いつまでも若々しい人もいれば、年相応な人もいれば、見た目より老けているように見える方もいます。
違いは何でしょう?
それがまさに、栄養の差なのです。運動や、休養ももちろん大事で、最低限の休養を取らないで1日3時間睡眠〜とか、夜勤続きで昼夜逆転生活〜とか行っていると、十分に身体(=細胞)が回復されませんが、一般的な生活をしてる人で言えば、若さの差は栄養の差がほとんどです。
日常生活における栄養の摂り方、運動や休息の仕方を変えることで、年齢を重ねても、いつまでも回復力を維持して疲れにくい身体で居続けることも可能です。
僕が最近疲れてしまったのは、普段より生活を変えてしまったことが原因だと思われるので、改めて生活を整えていきます。具体的に何をどう変えるのか、何故変えるのかは、また次回に続きます。
↓