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組織のパーパス実現を促す: マネジャーの聴く力がもたらす変化 -「傾聴: 思いやりをもって聴く力©」オンライン講習 ご案内 #4
マネジャーが聴く力を持ち、部下との対話を大切にすることで、組織全体がパーパスに向けて一丸となり、持続的な成長を遂げることができる道程と成功例をご紹介します。
2023年2月1日より、マネジャー対象オンライン講習「傾聴 : 思いやりをもって聴く力©」を提供しています。
傾聴 思いやりをもって聴く力© オンライン講習
「聴く力」で一人ひとりの可能性を引き出し、組織を強くする
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組織のパーパス実現を促す: マネジャーの聴く力がもたらす変化
マネジャーの役割と聴く力の重要性
組織の成長と継続的な成功を目指すためには、マネジャーが果たすべき役割と聴く力が不可欠です。聴く力は、組織のパーパス(目的)を実現する上で、人材の能力を最大限に引き出すために重要です。
まず、組織のパーパスとは何でしょうか。パーパスとは、企業が目指すべき方向性や目標を示すもので、従業員が一丸となって取り組むべき理念です。組織のパーパスを実現するためには、従業員の個々の能力や才能を最大限に活かし、協力して働くことが求められます。
ここで、マネジャーの役割が重要になります。マネジャーは、組織の中で
リーダーシップを発揮し、従業員を指導・育成する立場にあるため、
その聴く力が組織のパーパス実現に大きく影響を与えます。
マネジャーの聴く力がもたらすメリット:
従業員の意見やアイデアを引き出す:
マネジャーが聴く力を持つことで、従業員からの意見やアイデアが
積極的に引き出され、組織のパーパスに沿った新たな取り組みや改善策が
生まれます。
チームビルディングとコミュニケーションの向上:
マネジャーが従業員の声に耳を傾けることで、信頼関係が築かれ、チームの結束力が向上します。これにより、スムーズなコミュニケーションが
生まれ、組織の効率や生産性が向上します。
人材育成と才能の発掘:
マネジャーが従業員とのコミュニケーションを大切にすることで、個々の強みや弱みを把握し、適切な育成やサポートが行われます。また、才能の発掘が可能となり、組織にとって有益な人材が発掘され、成長を促進します。
従業員のモチベーション向上:
マネジャーが従業員の声を聞き、その意見やアイデアを尊重することで、
従業員のモチベーションやエンゲージメントが向上します。これにより、
組織全体のパフォーマンスが向上し、パーパス実現につながります。
組織の柔軟性と変革への対応力:
マネジャーの聴く力が高まることで、組織は変化に対応しやすくなり、
新たなチャレンジやイノベーションに取り組む機会が増えます。
これにより、組織は競争力を保ち続け、持続可能な成長が可能となります。
マネジャーが聴く力を向上させるには:
積極的にフィードバックを求める:
従業員からの意見やアイデアを引き出すために、定期的にフィードバックを求めることが重要です。また、オープンな姿勢で受け入れることで、従業員が意見を述べやすい環境を作ります。
相手の話を遮らず、完全に聞く:
従業員の話を遮らず、最後まで聞くことで、相手の立場や考え方を理解し、適切な対応ができるようになります。
思いやりを持って聞く:
従業員の立場に立って話を聞くことで、感情や懸念事項に対して理解を
示し、信頼関係を築くことができます。
質問を通じて理解を深める:
従業員の話を聞いた後、質問を通じて理解を深めることで、具体的な改善策やアイデアを引き出すことができます。
組織のパーパス実現に向けて、マネジャーは自身の聴く力を磨くだけで
なく、部下やチームメンバーにも聴く力の重要性を伝え、組織全体で
コミュニケーションの質を高めることが求められます。組織全体で聴く力を重視し、オープンで協力的な環境を作り上げることで、組織のパーパス実現に大きく近づくことができるでしょう。
傾聴/聴く力のスキルを身につける詳細は第6回~第12回をご参照ください⇓
人材/組織のパーパス実現とマネジャーの聴く力の成功例
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トヨタ自動車
トヨタ自動車は「カイゼン(改善)」の精神を持ち、徹底した聴く力を活用して人材と組織のパーパス実現を目指しています。トヨタでは、マネジャーが部下の意見やアイデアを積極的に取り入れることで、製品の品質向上や
効率化を実現しています。
ある対話の例:
マネジャー: 「今日は、新しいアセンブリーライン(製品の部品を組み立てるための連続生産ライン)の効率化について皆さんの意見を聞きたいと思います。何か提案があれば遠慮なく言ってください。」
部下A: 「実は、○○(部品)の取り付けに時間がかかっているのを見つけました。もっと効率的な方法があると思います。」
マネジャー: 「それは興味深いですね。どのような改善方法を考えていますか?」
部下A: 「○○の取り付け工程を見直すことで、作業時間を短縮できると思います。」
マネジャー: 「良いアイデアです。その提案を詳しく聞かせてください。チーム全体で検討して、効果があるかどうか確認しましょう。」
このような対話を通じて、マネジャーは部下の意見を尊重し、アイデアを
具体化するためのサポートを行います。また、チーム全体で検討することで、他のメンバーからも改善案や意見が寄せられ、より効果的な結果を
生み出すことができます。このような聴く力を持つマネジャーの存在が、
トヨタ自動車の組織のパーパス実現に大きく貢献しています。
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提供開始についてのプレスリリースを
PR TIMES サイトからご覧いただけます。
対話力を高める「傾聴」を3週間で習慣化。マネジャー向けオンライン講習「傾聴: 思いやりをもって聴く力」を提供開始|H&Cのプレスリリース (prtimes.jp)
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