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地元に愛される店こそ強い!旅行者に選ばれる飲食店の3つの共通点

「地元の人が通うお店」に行きたい

旅行先では、その土地ならではの美味しいものを味わいたいもの。でも、観光客向けのお店よりも、地元の人が普段から通うお店に惹かれませんか?

たとえば、

  • 頑張ったご褒美に訪れる焼肉屋

  • お店のお母さんに会いたくて通う居酒屋

  • 厨房の活気が伝わるビストロ


こうしたお店での食事を通じて、その土地ならではの「食文化」や「こだわり」を深く味わうことができます。そして、そんなお店での体験は旅のハイライトになります。

本記事は「旅のハイライトになる食べ物屋の魅力」と「旅行客に選ばれるお店の共通点」を探ってみたいと思います!今回もお付き合いいただきありがとうございます!!

地元に愛されるお店は、なぜ旅行者の心にも響くのか?

先日、妻と札幌を旅行した際に出会ったのが『ビストロ デジャ』

ビストロ デジャ』(札幌駅から歩いて15分のフレンチレストラン)

口コミを見ても、長年地元の人々に愛されていることが伝わってきます。旅行前に予約の電話をすると、丁寧な対応に期待が高まりました。


実際に訪れると、料理の美味しさはもちろん、”地元の人が通う温かい空気感”に包まれ、大満足の体験に。

ランチメニュー(2,200円)
・豚肉と白レバーのパテ
・人参の冷製ポタージュ
・メインのソイのポワレ・パプリカソース
・デザート付き

都内ではなかなか味わえない価格とクオリティ。
店内ではマダムたちのおしゃべりや、家族の食事会が繰り広げられ、地元の人が心から楽しむ空間がありました。


こうした「地元の人が愛するお店」での食事は、観光名所を巡るだけでは得られない特別な思い出を生みます。

では、地元に愛されるお店が旅行者に選ばれるためには、どんな工夫が必要なのでしょうか?


旅行者に選ばれるお店の3つの共通点

1. 当たり前になっている提供価値を再発見する

地元の人には「普通のこと」でも、旅行者にとっては新鮮な驚きになります。

  • 地元の新鮮な野菜や魚介がリーズナブルな価格で味わえる

  • お店の人との温かなやり取り

  • 伝統的な郷土料理の提供

これらの価値を見直し、

  • なぜこの価格で提供できるのか?

  • どんな想いで品質を守っているのか?

といったストーリーが整理することで、旅行者にもお店の魅力がしっかりと伝わるようになります。


2. 旅行者目線で魅力を伝える

地元の人には魅力的でも、旅行者には伝わりにくいことがあります。

たとえば、「家族団欒な雰囲気の店」と書かれていても、旅行者にはピンとこないかもしれません。

そこで、次のように表現を変えるとどうでしょう?

「地元の人が家族三世代で通う、温かい雰囲気の食堂」

このように、旅行者が「自分ごと」として想像しやすい言葉に整えることで、「観光地っぽさ」ではなく、「地域の日常を感じられる体験」 を提供できると伝わります。


3. 地元の人が”おすすめしたくなる”お店になる

旅行者に選ばれるためには、地元の人が「誇れるお店」であることが大切です。

  • 常連さんが「ここは本当に美味しいから、知り合いにも紹介したい!」と思うような魅力を作る

  • 「お土産として持ち帰れるメニュー」や「家族向け特別メニュー」を用意し、自然とシェアしたくなる仕掛けを作る

  • 地元の企業・学校・地域イベントとコラボし、コミュニティとのつながりを強化する

こうした工夫があれば、地元の人の間で話題になり、結果として旅行者にも届きやすくなるのです。


まとめ:観光客に選ばれるには、まず地元の人に愛されること

旅行者が本当に求めているのは、
「地元の人が普段から通う、本当に美味しいお店」

観光客向けの演出をするよりも、「地元での評判を大切にし、地域に根付いた魅力を磨くこと」が、結果的に旅行者を引き寄せることにつながっていく。


私は中小企業のブランディングを支援しており、昨年から鳥取県の飲食店とともに「地元や旅行者に愛されるブランドづくり」に取り組んでいます。地元に根付いたお店を経営する方々で、観光客にも愛されるブランドづくりに興味のある方は、ぜひご相談ください!


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阿部紘樹
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