キャビンの電灯を消す目的と効果のデザイン
某人気テレビ番組からのプチクイズ📺
飛行機に乗っていると耳にする『夜間の離着陸に際し、機内を消灯します』📣
これは、【乗客の安全のため】。
【事故などのトラブル事象が起きてしまうおそれが最も高い時期だから】ということですが、それだけでは説明になっていませんね。2つ前の記事の《化学実験の理由 - リンクはコチラ》の話と通じていて、数段深堀した論理が必要です☝
すなわち、【機外に緊急脱出することになった場合に、もし機内が明るいままだと、外の暗さに目が慣れるまで時間が掛かり不都合だから/初めから目を慣れさせておく、という目的】… というのが要点です。
⇒今回の番組ではキチンとした要旨での説明が足されていました👌
そして、続けざまに採り上げられた〔連想事案〕📺
《夜間に車を運転する時、室内灯を消して走るのも同じ理由》 ・・・らしいです。
【もし車内が明るいと暗い外が見えづらくなってしまうから】との説明がされていました。
はたしてこの2つ🛫🚙 「同じ話」なのでしょうか?🤔
飛行機から脱出経験のある方はおそらく稀でしょうが、この『目の暗反応』の話は貴方もすぐに合点したかと思います。
一方で、後者の自動車運転時の件。結びつきますか?飛行機の場合の〔理由〕と同様だと認知しますか?
当方は(多数派と同様で)自動車の室内灯を点けての運転/走行はしません🙅🏻♂️
でも、上記とは異なる〔理由〕があるからです。
きっと貴方もそうでしょう?
フロントガラスにその光が(反射して)映り、その「面」の方がより主体的になって視界を支配し、ガラス越しの車外/前方の様子が見にくいから
であって、決して『目の暗反応』の話ではありません🙅🏻♂️
「見にくい」「明るさ」辺りが共通しているのだから、【光の影響】でひっくるめて/一緒くたにしても構わないじゃん😩などという思考は、本質欠如の典型です。
そして、一部の人は他にも連想展開があったことでしょう。
鉄道車両の先頭に乗ると気付く点です(p_-) 運転士は夜間になると”フォーメーション”が変わります。暗闇の地下鉄なら〔常時〕。
《乗務員室(運転席)の背中の窓には遮光の閉幕》
一部地上走行部分もある路線や、一般鉄道でも長いトンネルがある場合など、普段(:空の下)は”開けっぴろげて”走行しますが、”暗闇”区間が近づくと自動でゆっくりと幕が降りてくる仕様も見掛けます👀
この装備の存在を見聞きして、もし上述の飛行機の例の〔理由〕と照らし合わせれば、【運転手にとってのみ、安全対策か?乗客の居る部屋は明るいままなのに?!】と理不尽な気持ちになることでしょう。
そんな主旨のはずはない、ですよね!
よって、電車の運転士は、上述した自動車運転の際の貴方と同じ動機であるのだろうと判断できます💡
《同じ理由》とするテレビでの言及。
違和感が残ります😣
それを観て表面上の〔理由〕に「感心しきり」となってしまっている人が多そうだということも…💧
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