増加傾向にある交通事故の種別
「交通事故」と聞いて真っ先に想起するのは、自動車どうしまたは自動車が歩行者などを巻き込んで…の事例が多いかと思いますが、今回注目するのは、【他の交通者を巻き添え】感の弱いものです。
つまり「単独事故」の類ではありますが、決して視野を狭めたり楽観視してはならないのだと考えます。
メディア情報筋から得たものなのですが、表題、
《近年、増加傾向にある事例》
として、いったいどのようなものが挙げられるのでしょうか🤔
特に(主に)高速道路にて、のイメージで。
路面補正など、一時的に工事中となっていて、〔車線規制〕措置が敷かれているような場所を通りかかることが時々あるかと思います。
実際の施工現場のかなり手前から、コーンを置くなどして通行路のうちの一部車線への進入を禁止し、概ね”なだらか”に〔幅員減少〕動線が施されているような例です。
さらにその数百メートル手前から、その旨の〔予告〕標識や看板が目立つように設置されていることが常ですね。
にもかかわらず!
当該規制部分に突入してしまうような《不適切運転》事例が少なからず発生/増加傾向にある⚠ とのことです📺
VTRとしていくつもの例が録画されていましたが、路上に置かれた矢印版やコーンを跳ね飛ばす(なぎ倒す)に留まらず、作業車をかすめたり真っ向う衝突する等、惨憺たるものです🚫
何故なのでしょうか?
見通しの良い直線でも関係なく起こります。
概ね、脇見運転的要素が軸にあることは間違いないようですが…🫣
前述した『増加傾向にある』というニュアンスが無視できません🙅🏻♂️
このことは、10年20年前まではそれほどでもなかったのに、それと比して近年は… という要件を含んでいます。
『道路工事が多くなった』などという話ではありません。
他にどのような遠因や副次的要素が絡んでいそうか、貴方も仮説を立ててみてください🙋
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『運転支援機能の拡充』が関連しているようです。
その機能の深さや、仮に搭載されていても個々の運転者の「頼り具合」にはバラツキがあるとは想像に容易いですが、以下のような解析がもたらされます(p_-)
※事故惹起者の証言由来とはかぎらず、概ねリスク予見や傾向解析によるもの
レーンのキープ(逸脱防止)や前を走行している車間保持(追突防止)という基本機能
--- 一時的な通行制限目的として路上に置かれた「コーン」には反応しない(?) / スピードが速すぎて自動ブレーキ機能が作動しない(?)
そのため、規制措置は認知されずに突っ込んでしまう🚫一定の車間をキープしてきた(ターゲットの)前車が、当該場所で減少車線から残存車線へ変更したことがきっかけ
--- 前車が居るために設定速度よりも抑えめに走行してきたが、「前方がクリアになった」と良好的な判断を下され、(進行禁止車線そのままで)むしろ加速開始(?)
「自分はそんな”油断”はしない」と心得ていても、交通世界で道路を共有している周辺の他車の運転者において認知が遅れると・・・
何も「単独事故」では済まないですよね。
スピンするかもしれないし、規制状況への気付きが遅れたために急な進路変更をされて接触するおそれも。追突を回避できたとしても、他車に急制御されるとこちらがハッとして巻き添え的に反応するとさらに別車にまでイレギュラーが波及して思わぬ事故へと繋がりかねません😱
想像以上に大きい『副次的影響』への「気付き」が本稿の主旨です。
「自分は過信せずに気を付けているから」で済む論議ではありません🙅🏻♂️
さて。そんな実状をも踏まえつつ、もし《自動運転の拡充や機能の進化》について目を輝かせてワクワクしきり…のようなタイプなのだとしたら、現状以上に本質思考を高めておいた方がよいのかもしれません🤔
††† 上述、懸案紹介の中で。
【車線規制の旨を随分手前から示されているにも関わらず、矢印版の直前のギリギリまで進路変更しない車】と、実際の映像と共にアラートしている展開がみられた点に関しては、少し違和感を覚えました😵💫
その論点とは…
☟ご参照くださいませ🙇
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