脳トレ例題/巷のクイズの深堀① - 読解力を問う? +
大人も、勉学真っ盛りの子供も、「ちゃんと読む」はすごく大事です📖
あらゆる事項の土台であり必須です☝
以下にて、ある〔設問〕をお示しします。
元祖の記事レポートが発表されたのは数年前のようで、中高生の正答率の低さが問題視されています。
そして以前、同題を紹介していたテレビ番組においては、スタジオに集結した東大生に解かせたところ半分しか正解に辿り着かなかった、という”難問”です😫
◆『難しい』と感じる人は読解力不足の認知を😌
◆難なく解答できる人は、〔誤答する人がこうまで多いのは何故か〕の解析を💡 してみましょう。
まずは解答チャレンジしてください。
ただし、【答えに辿り着くテクニック】的なものは使わない方が目的に適います。つまり、グラフの形状や雰囲気で消去法するのではなく、あくまで
問題文を軸に「読解」する📖
ようにしてくださいね!
正解できるかできないか、が大切なのではありません。現役東大生でも半分しか正答しないのですから。
最も多く選んでしまったとされる誤答の④ですが、その答えに至るまでには、問題文を”読解”せずにぼんやり眺めて、『ドミニカ共和国が最も多くおよそ35%である。』の範囲(一部分)を切り取るように見てしまったのだと推察します。
おそらくは日頃から、文脈を掴むのではなく、目についた語句を拾う、といった風の対峙(受け取り方)をするのだと思います。
そしてさらに、『アメリカ合衆国以外』というひと纏まりの語句を切り離してしまい『28%はアメリカ合衆国』と切り取ってしまえば、④に辿り着きます。
正解できる人には信じ難いかもしれませんが、そのような見方(”読み方”ではなく!)をする習慣になっている人が一定数いるようです。
答えは②です。
疑いなく②しかありません。
この例題に限らず、正答できないタイプの人は概して「問題文が分かりにくい」と愚痴ります。併せて、「それじゃあ、どうすれば、より適切な文になるの?」と問うても答えられないのです😌
そのような”苦し紛れの”批評はいかがなものかと思います。
〔自分で書く〕ということの深い追究をした場合を除いて
「分かりやすい/分かりにくい」の判定は主観でしかない、
ということの意識・認知はあった方がよいと思います。
※ブロガーなど、造詣がある人による”賞賛”は大変価値があり喜ばしいことだと感じます✌
補足的になってしまいましたが、番組では、『(万能と思われがちな)AIは、このような読解力を問われると弱い。人間として高めておこう』との呼び掛けをしていました。当初の発表をした研究所の教授の言葉を借りると『AIには代替されないような人間ならではの能力を磨くことです』 --- 。
つまり、【文章】に対峙するあらゆる場面で、雑に斜め読みしかしないのが当たり前になっている人は、
優位に立てそうな領域の能力さえも手放してしまおうとしている
のだと、近い将来のためには認識しておきたいところではないでしょうか。
・・・という話をここで書いたところで、そもそも「ちゃんと読まない」タイプの人には(まさしくこの文脈が)伝わることが無いのですけれどね😩
そうやって”二極化”していくのでしょうか…
+++ 深みまで読み解き/解析をすると、本題とはまた別の領域の”気付き”があります。それはというと…
ベターな問題文の文脈を追求していない、と当方は推察します。この問題を作った意図は、「お手本のような問題文とは?」を命題にはしていないから☝
文章作成者(専門機関)は相当に長けていて、スマートではないけれど文脈的に「おかしい」とは言えない範囲での、「ちゃんと読める人でないと分からない」「解釈は結局は唯一のもの=正答には辿り着ける」というちょうどよい塩梅のもの作り上げられる、そんなスゴ技💪なのだと思います。
おそらく「この方がよい」とは百も承知なのでしょうね。その上で、「このくらいの変化球でも読み取れるようになっておこう」との起案をする目的のもとで作られた絶妙なニュアンスではないかと💡
#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #スキしてみて #毎日note #教育 #生活 #読解力 #難問 #メジャーリーグ #出身国 #分かりやすい #ちゃんと読まない #斜め読み