『問題の範囲』をつきとめるデザイン《続編》
主に仕事場面において、『問題解決力』のスキルが求められる・・・何となくイメージできますね。
でも、それよりも前段階において(≒低次的に)求められる要件について、あまり重視されていない傾向にあるように感じます。
『問題解決力』よりも『問題把握力』が必要・有意義です☝
自力解決できるようになるには高度な成長が前提となりますが、直面している問題点を掴むだけのことは〔モノゴトの捉え方〕の姿勢の修正だけで叶うことが多いです。
今日のお話も、賃金労働のみならず社会生活全般で活かされますよ(^^)/
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貴方の周囲で見舞われた経験はありませんか?
『問題把握』すら出来ていないにもかかわらず『問題解決』をしようしている現場
つまり、堂々巡りや空回りに迷走するというシナリオが繰り広げらるような例😵
問題の元凶はそれだけではありません。
以下のような思考や”口出し”が事態を悪化していきます。
①生産性が低迷している”当事者”が、己の仕事ぶりのマズさについて認知していない
②部署外から徴用された”コンサルタント”によって事象の解析が既に進んでいるにもかかわらず、”施し”の途中から横槍を入れ「こうならないか/こうすればよいのでは?」といった口出しをしてくるような”片脚だけ突っ込む”者
③『オートメーション化』が解決になると盲信・妄信して躍起になっている者~DXの本質認知不足の典型例
④懸案を打破するための仕組み改訂や実効性のある業務デザインを示しているにも関わらず、それに対する適切評価ができずに自身の権威を誇示しようと陳腐な未来予想図を主張してくる”立場”の人
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問題に見舞われている当事者自ら(の改心や進化)によって事態が好転され得るくらいなら、とうにできているはずなのです。
※②④はこの点の認知不足に見舞われています。
つまり、”お手上げ”なわけで、そのような『問題解決力』の乏しさについて咎めても仕方ありません。日頃から”火消し”に忙殺される悪循環は起こりがちなのであって、突破口はなかなか見い出せないからです。~その点は一旦寛容になりましょう。
そこで他のところから救世主が現れるわけで、
①は、素直に指摘点を受け入れ、代替的合理化動線を受け入れる
②は、役割を弁え、邪魔をしないで黙っておく
③については、有効か否かの判定力は該者にこそ備わっている
④は、「中心的”ブレーン”に全幅の信頼を置く」ことを心得る
ことが必須となり、後ろ支えとなるどころか真逆の【折角のデザインの実行や推進を邪魔するような振る舞い】は差し控えたいもの。
混沌としているという既成事実がある/問題事象が肥大化して収拾がつかなくなっている段階で、もはや彼らには『問題解決力』は求められていないのです。
であるにも関わらず、しつこくも口出しをしたがる傾向にある。
さらに悪いことには、その内容が【そもそもの『問題把握』すら出来ていないフェーズでの思いつき発言】に等しいものであるという点😫
『問題解決』『カイゼン』・・・ 充分な本質理解もなくこの言葉が使われている場面において、何かと拍子抜けさせられる傾向があります。
「解って言ってるの??」
いや、それよりもまず…
との指摘がされ得る状況に見舞われていないか、まずは”足元”を見てみて、土台固めをするように努めてはいかがでしょうか。
《そもそもの”問題”が何か、の認知に至っていないことが問題》なのではないかと。求められる「気付きポイント」は、最低限、そこにあります。
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