野球守備のファインプレーのデザイン
2022年春。『第94回選抜高等学校野球大会』は大阪桐蔭高校の圧倒的な総合力(とりわけ爆発打線)が際立った印象でした。
当方は普段から熱狂的なファンだというわけではないので深く語れませんが、今回は割と”近く”で観ていました📣
実は甲子園球場に行ったんです。
試合中、NHKテレビでの中継に、(小さく)何度も映り込んでいました📺
いわゆる『アルプス席』に居たんです。
ブラスバンドや野球部員や在校生応援団が集結しているエリア(の周辺)。ちょっとした”関係者”っぽく^^;
細かいことは伏せておきますが🙊
内野席の奥の(ホームベースからより遠い)方に位置するこのエリアは、その他と完全に区切られていて、誰でもが入れるわけではないんです。つまり、その学校に〔管理〕〔権限〕があるようなイメージです。
長くなるので割愛しますが、貴重な経験、何より諸々の感動やワクワクを共にさせて頂きました。
お取り計らい下さいました関係者の方々、ありがとうございました🙇
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さて、表題。
「このチームが」とか「高校野球というものが」というわけでは決してなく、(特に)野球というスポーツそのもの、主に守備において、しばしば表現される『ファインプレー』という語について📖
言葉自体は貴方も聞いたことがありますよね?
そして、どのようなシーンのことか、ご自分なりにイメージがあり、思い浮かべることができますね?
少し限定しましょうか。
『打球が外野に飛びました!野手2人の間、守備位置の深いところへのフライ。追いついてキャッチできるかっ~』のような実況🎤
こんな雰囲気ですよね? 👇ゴロ版。これのフライ版を想像
つまり、『センター、頭から飛びついて捕ったっ~! ファインプレー🎙』・・・
のような、《ダイビングキャッチ》をイメージする人がほとんどだと思います。むしろ、それが〔前提〕とされているように思います。
はたして、そうなのでしょうか?
語弊なく文脈表現するのが困難なのですが、
より名手・好守備であるならば、飛球の落下地点までもっと早くに到達し、「寝そべるような格好になる必要なく」捕球できる
ということです。
もちろん、ダイビングしてアウトにできたプレイがダメだというわけではありません。
「ファインプレー」と評する際に、上述したような「よりスマートにこなせたプレー」の方に対してすべき適切評価をできずに”カタチ”の方ばかりにとらわれてしまってないですか?
これは「自分は野球の守備についてよく分からないから…」が論点なのではなく、
仕事その他の場面において、【本当に優れた務めをする人の本質的経緯や成果を見据える】という、社会生活全般において共通に言える心得
なのだと思うのです。
◆実力が弱く、カツカツになりながら、からくもこなす(≒飛びついて捕球する)人の頑張りを労うこと は有効であるけれども、
◆スマートすぎるせいで表面上は目立たないけれど実は高い貢献💪という【真のファインプレー】も正しく認知する ことも重要です。
貴方には何か”気付き”がもたらされましたでしょうか?
† 本文と全く関係の無い添え事を。(前シーズンがどうだったか知りませんが)阪神タイガースのアウェイ用のユニフォームの胸には”OSAKA”と書いてあります。ちなみにその本拠地の阪神甲子園球場は兵庫県西宮市にあります。球団がOSAKAとしている真っ当な根拠について調べたりはしていません(阪神電鉄会社等が大阪府内?)が、球場所在地の誤解無きよう🙋
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