気を惹くアラート道路標示のデザイン
通り掛かりの人などに確実に伝えたい、気付いてもらいたい『注意喚起』の類。どのようなものが思いつきますか?
歩きスマホに限定せず基本的に多くの人が周囲に無関心(寄り)であることが多いので、「インパクトあるもの」を求める声が多いようです。
この写真の例《「あっ!とだけ書かれた道路標示》を取り沙汰している記事を以前見掛けました📖
ストレートに【○○に注意】と書くよりも効果的!だと感じますか?
確かにプラス効果は否定できません。でも実際の注意の向け先は、やはり、「角の向こう側からの飛び出し」など、ターゲットは絞られているケースがほとんどでは?
つまり
「何に対して注意力を注げばよいのかが認識できず、かえって困惑😵💫」
という心持ちの通行者も意外と多いのでは?
などと思考展開していくと、【もしかしたらこれは「日常的にここを通る人向け」なのではないか】と想像するに至ります。【他とは異なるこのような注意喚起方式を採るほど危険因子が多様なのだろうから今回も気を付けよう⚠】
・・・となれば、結局「初見のインパクト」は主軸ではない、ですね
この施しを初めて知った時の感覚。パッと見で、自身が非対象者であった場合にこそ「なるほど👌」と思いがちであるものの、いざ現場に居合わせれば… さて、効果の本質とはいかがほどか🤔
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
”注意喚起のアイデア”として称賛されがちな類似の施しとして『美人多し』という言葉を掲げる例があり、全国各地で散見されるようです。
『脇見運転禁止🚫』との警告フレーズが伴うため、(冒頭の例とは異なり)主軸の意図/アラート要素は明らかです。
ただし、
◆馬鹿正直な人なら真に受けてしまいキョロキョロさせる誘導となり、むしろ逆効果
◆心理効果があると仮定しても、概ね男性ドライバーに対してのみのニュアンスに限定してしまっている
等、誰しも”ツッコミどころ”が思いつきますね🤣
一方で、同じく『美人多し』という標示があり、併記されたメインの方の警告が『スピード落とせ』という例も。これだと確かに、「総合的な安全水準ではない短絡的」には、好効果がもたらされるのかもしれません💧
#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #スキしてみて #毎日note #工夫 #目的 #情報 #生活 #交通 #あっ #道路標示 #注意喚起 #インパクト #選択的注意 #副作用 #不明瞭 #美人多し