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飲料自販機の値段設定の謎解きデザイン

 昨日の記事でもプチクイズをお示ししましたが、今回は子供に聞いてみても楽しい易しめのものを掲載します📖

 どこにでもある自動販売機の一例。
 と言っても、いわゆる大手飲料メーカーというよりは中堅。地域によっては「珍しい」わけではなく、多くの台数を見掛けます👀

『チェリオ』社のもの🍹
お求めやすいお値段で展開しています💰

 
 👇は異なる場所で遭遇した2台を撮ったもの📸
 緑色の帯で区切られた左右の画像を相互に見比べて、どこか”おかしい”点は?

 

👇 ☟ 答え ☟ 👇

 

 

 『マンゴー・ラッシー・ソーダ』の値段表示が異なります😱
 左:100円 ⇔ 右:150円

 「価格差別」の一例だと言ってしまってもよいのかもしれませんが、【他の大手メーカー製よりもだいぶ安い100円(:ペットボトルサイズ)設定をメインにしていて、一部のリッチテースト品を150円で✨】という感じの様相であることは各所の設置機全てに共通していて、こと『マンゴー・ラッシー・ソーダ』という同一品に対して付けられた上記のような”ディスクレ幅”は意外性を感じざるを得ませんね🥴


 次に貴方はこのように考えるかもしれません。

値段表示の札が間違っているだけ、
なのかもしれない🤔

 

 なるへそ。鋭い推察🕵

 つまり、(客の立場で都合よく考えて、)本当は100円なのに150円と誤った表記をしている?

 

 ならば。
 そのことの確認/裏どりをする方法はあるでしょうか?

 購入したくはありません🙅‍♂️小銭は持っていますが、別に今飲みたいわけではないので(◎_◎;)
 買わずして👇の方の本当の値段を知るには?

 

👇 ☟ 答え ☟ 👇

 

 

 100円、入れてみればよいですね。
 もし実際に100円販売の機械設定になっているのであれば、ボタンのところが光る反応をすることでしょう。
 逆に、150円を入れないかぎり光らなければ…

☞実際に買わなくても行える検査方法がないか、を探求する、という平易なクイズでしたℚ

 


 

 さらに考察すると‥‥

 単なる【値札の付け間違い】ではなく【表示価格と一致した機械設定】なのだとして、その経緯や意図としてはどのようなものが含まれているのだと推察されますか?

①原価(というか仕入れ値)に見合った売価設定ができていない
~片方/”不適切”な設定にしてしまっている方 が、《意図せず大いに損失を出している》もしくは《ぼったくり状態》

②設置管理者が意図的に/承知の上で、よその機とは大きな差をつけてまで《高値:150円 でも売れると思っている》⇔《利益度外視で廉価:100円 で販売》 のいずれか

 

👇 ☟ 実状からの仮説 ☟ 👇

 

 それほど多くの現場視察調査をこなしたわけではありませんが、どうやら【150円”表示”はここだけ】のように見受けられます🕵
※当方にて実際に100円玉を入れてみる検査は未実行😅

 もし実際に150円入れないと買えないのなら、たかが50円とは言え「1.5倍のぼったくり」に遭うのは無残ですね😭
 

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