脳トレ例題/巷のクイズの深堀⑯ - ピザ1枚or2枚?
選択肢が用意されていて、「どちらの方が‥‥」系の2択クイズを皮切りに、応用思考へと展開しています。
再び、テレビのクイズ番組由来の算数問題から📺
例えば『クリスピータイプ』で”みみ”の部分を感じさせない仕上がりになっている‥との想定/純粋な気持ち(笑)で選ぶとすれば、つまり、
①②のどちらが大きくておトクでしょうか?🤔
算数の問題ですね☝
👇 ☟ (答え) ☟ 👇
① 15 x 15 x 円周率 = 225 x 円周率 ㎠
② 10 x 10 x 円周率 x 2 = 200 x 円周率 ㎠
よって、①>②ですので①x1枚の方が🙆
◆円の面積を求める公式:半径 x 半径 x 円周率(π)
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ならばもし、LとMとの差が僅かで、上記よりもっとMサイズが大きければ、何㎝までなら①の方がおトクなのでしょうか🤔
①Lサイズ(直径30cm)のピザ1枚 と
②'Mサイズ(直径21.2cm)のピザ2枚 だとしたら‥
① 15 x 15 x π = 225 x π ㎠
② 10.6 x 10.6 x π x 2 = 224.72 x π ㎠
という感じで、ほぼ同値に至ります。
つまりは、Mサイズの方の直径がほんの1.2~1.3㎝膨れただけで、その「2枚口」の方がお得に✌ 元の生地からの焼き加減でバラツキは生まれるので、本当に誤差程度の話/細かな数字にばかり拘ったところで‥ということでしょうか😂
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でも、実際のピザって、”みみ”の部分を気にした方がよいように思います。↓のようなタイプのものは『ハンドトス』と呼ばれるようですね。
この”みみ”の部分が中央部の「具材てんこ盛り」に負けず劣らず大好きだという人も一定数いそうですが、一旦、《後者の方がメイン》と捉えてみるとして、以下続けます。
もし、”みみ”の幅が【本体サイズ問わず共通で2㎝】あるとすれば前述の差異具合はどう変化するでしょうか🤔
①Lサイズ(直径30cm)のピザ1枚 と
②Mサイズ(直径20cm)のピザ2枚 だとしたら‥
① 13 x 13 x π = 169 x π ㎠
② 8 x 8 x π x 2 = 128 x π ㎠
が、『ハンドトス』タイプの”みみ”の要素を”本体部分”と見做さなかった場合(:前出の例)の数値差異で、同様に②の方を大きめに寄せていくと
①Lサイズ(直径30cm)のピザ1枚 と
②'Mサイズ(直径22.4cm)のピザ2枚 だとしたら‥
① 13 x 13 x π = 169 x π ㎠
②' 9.2 x 9.2 x π x 2 = 169.28 x π ㎠
でようやく②'が①に匹敵するため、”みみ”の幅が【サイズ問わず共通】であった場合には①の方(=大きいの1枚✋)が優位になりがちである、と気付きます💡
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いやいや、そもそも、ピザ屋の規格は①②決まってるのだから、【もし②がもう少し大きければ…】などという仮定思考はムダで有意性が無い👊と?
ものは「考えよう」です。
逆から捉えるべき場面もあるのです。
Lx1枚ではなくてMx2枚にするために必要な換算+−×÷
家で作る際🍳
◆①大きめの1枚にするか or ②小さめに2枚作るか
◆そのために具材をどれだけ用意するべきか
◆レシピ本には①の方の数値になっていて、うちには調理器具の都合上‥
となったら、こんな〔算数〕が登場するのかもな!
と、通称『食べるばかりのパン&スイーツおやじ』は空想してみたのでした😅
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