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トンネルの工夫デザイン② +

 夏休みシーズンに突入しましたね🌞各【子育て世帯】におかれましては「学校に”行ってくれない”」時季が今年もやってきました🤣
 休みの日には、普段の週末とは異なる方面へと出掛ける機会が多くなりがちかと思いますので、今回のような交通記事を再掲いたします!会話や「社会観察」のネタ候補としてもお楽しみください(^^♪

~以前視聴したテレビ番組で紹介されていた題材から📺
 【工夫改良】について毎回特集するコーナー。世間で見られる事物に関して、どのような施しがなされたのか、という題材をクイズ形式も織り交ぜながら展開していきます。

 自動車道(高速道路)をイメージしてください🚙🏍
 渋滞発生の主な原因の一つであるトンネル。そこに(2000年以降)改良を加えることで、緩和される傾向がみられたそうです。

 

それはどのような〔改良〕でしょうか❔

※本稿、画面スクロールを急がずにどうぞ🙋

 

 

 画像をご覧になった方が手っ取り早いですね🙄

 

《早速、その答え》

 

 

 

 

本当でしょうか?🧐
そもそも何故、渋滞しがち?

 

※ここまでは、『渋滞軽減心得』の基本なので、多くの人が既に見聞きしたことがあるでしょうか

 

その「圧迫感」が緩和される
⇒『減速』が低減される効果

 

 確かに効果があると思います⤴

元来の設計では、
◆その傾向を認知しておらず減速してしまい渋滞の原因を作る --- 半数規模
◆その傾向を知っていながら、心理傾向に抗えずつい減速 --- 2,3割程度
◆常時配慮運転が遂行できる --- 1割未満
という当方の感想です🤔

 【『無意識の無配慮』によるデメリット発生を低減】するための潜在的効果に繋がる工夫仕様の一例だと思います👍

 

◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 そして、番組では、
◆本当に減速してしまいがちなのか
◆当該トンネルの形状の違い(配慮施工済/未施工)は違いとなって顕れるのか
の検証を行ないました。 ~”やらせ”は無いと信じるところ

⇒主旨(検証である点)は伝えず、時速72kmでの走行を継続するよう指示

案の定、未施工トンネルでは減速してしまったが…

 

 

これには所さんもご納得👍

 

当方においては、この展開に嫌な予感がありました🥴

そこ? それで終わり?

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

この記事の本題はここからです☝

 

 ”被験者”安藤なつさんに、実験後にインタビュー🎤
『改良されているトンネルがあったのですが、どういうものだったか分かりますか?』

 

 本稿の冒頭から順当に読み進めてこられた貴方はもしかして、「何言ってるのこの人?🤣」と思いましたか?

 実は、彼女はいいセンいってるんです👏

 

 にもかかわらず、

取材スタッフに全否定され(◎_◎;)

 

 

 テレビ番組の結末はそこでした…

 なんとまぁ残念な😞

 

 以下の要件に「ただ触れない」のならまだしも、「違う」と言い切られてしまう展開で締められるとは…
 ここはぜひ、日頃からデザインさんnote記事に興味を持って目を向けて頂いている方には特別に、きちんと、お示ししなきゃ💪🎁

 

 以下の、過去記事の内容をほぼそのまま引用します📖

 

さて、「さり気無い工夫」の話です。殆どの人が意識することなく通り過ぎているのですが、実は深い配慮が施されているのです☝
 
 トンネル内の電灯(照明)の設置数は入口から出口に至るまでの間、一律均等ではないことが多いです。どのような特色があるでしょうか?ここでは、昼間に車で走行、を想定してください。
 
 ヒントは、交通情報でよく耳にする『○○トンネルを先頭に渋滞△△キロ――』。もしこの工夫が無いと、もっと長くなるかもしれないのです💦

 

👇 ☟ 《答え》 ☟ 👇

 

 

《入口付近において多めに点けられ明るくされている》
 
 明るい外から暗いトンネルに進入した際に、人の目は見えにくくなります。無意識にスピードが落ちてしまいます。高速道路ではこの各車の減速が渋滞のきっかけとなることがしばしばあるくらいです。ですので、外の明るさとトンネル内の暗さのギャップ(格差)を軽減するために電灯を多くして明るめにする、という工夫が施されていることがよくあります。
 
 同様に考えると、逆にトンネルから出る時に急に明るくなると目が眩みそうになります。それを軽減するために出口付近では明るくして慣れさせようとする、ということも有効と言えそうです。
 
 でも、実際のところはこちらの方はそれほど重要視されていないようです。というのは、対面通行の道路であれば、手前側からの”出口付近”とは、視点を変えるとつまり、向こう側からの”入口付近”とイコールとなりますので、向こう側からトンネルに進入する自動車のために同様に明るくしていますが、高速道路などの片側通行の所では、単に”出口付近”の意味合いでしかないから、という判断なのでしょうか、入口のようには特に明るくしていないことがしばしばある、という実態から窺い知ることができます。
 
 鋭い考察ができる人はきっと次のことを指摘するのではないでしょうか。「じゃあ夜はどうなのか?外が暗いと事情が違うのでは?」と。
 
 前述の説明における想定は、「昼間に走行すると、トンネルに入って急に暗くなって見えにくくなるから」でした。夜はトンネルの外よりも照明が多いトンネル内の方が明るい、という逆転現象が起きることになります。
 つまり、「トンネルの外と中の暗さの格差軽減」を目的とした点灯照明数の工夫が意味をなさなくなります。このことを考慮し、「夜になると均一な点灯設定に切り替わる」という、さらなる工夫が施されているところもあります。
 それならいっそのこと、トンネル全体を、あるいは一日中ずっと明るくしたらどうか・・と? 電気代がもったいないですね。

 

充分参考になる画像(映像)が番組内にもありました👀

順に、《入口付近》と《トンネル内部》です

 

 〔圧迫感〕と〔目の暗反応〕とは表裏一体です。

 さて貴方は、当該、照明の点け方のような差異を察知・発見することができるでしょうか(p_-)
 

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