ドボンクイズのデザイン - 悪魔の証明③
とあるクイズ番組から。
『ドボンクイズ』とは、解答者が早押しするのではなく、事前に示された多数の〔選択肢〕の中から出題の要件に合う「妥当なもの」を選び、誤答すると失格となる…という形式のもので、時々見掛けることがありますね。
早速、実際の問題を🙋
👇 ☟ 答え ☟ 👇
①リモートワークをしていた人
②キーレスエントリー
③温水洗浄便座
④ノート型パソコン
⑤500mlペットボトル
雑学的補足点としては、
◆②キーレスエントリー/現在は電波式だが当初は赤外線式だった
◆④ノート型パソコン/昔の呼称『ラップトップ』とは死語?⇒”膝の上で”という意味
◆⑤500mlペットボトル/当初は(食品衛生法により)飲料ではなく醬油などの調味料のみ
◆⑥アウトレットモール:H.5~ ⑦コインパーキング:H.3~ ⑧道の駅 H.5~
そこで…🙄
スタジオ出演のタレントの誤答例
①リモートワークをしていた人
⇒常識感では「さすがに誰もまだやっていないだろう」
でも・・・
この手の問題では、
〔内容の意外性〕を考えるまでもなく、答えは”居た”
ですね☝
何で?😵と思った方は、今度こそは、『論理的思考』を少し深めてみましょう🙋
~表題の”用語”の意味を知っている人には容易いでしょうか
馴染みのない人も、シリーズ第③稿ですよ!
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当方のように、【理屈っぽい】とか言われて敬遠されてしまうと少し考えものですが💦論理的思考をしないせいで、余計な問題が生じたり、自ら複雑化してしまったりといった事例は何かと多いようです。仕事現場等においても、一向に解決・解消への前進が見られずに右往左往しがちです(~_~;)
そのことを鑑みると、ある程度の〔論理性〕は備えておいた方がよいように思います💡
もし、『リモートで仕事をしている人は居なかった』と結論付ける方が答えとして示されたら、「本当に国内全てを調べ尽くしたのか?」とツッコミませんか?
⇒⑥アウトレットモール⑦コインパーキング⑧道の駅 のような明確に「カタチあるもの」の存在有無を検査するのとは本質が異なります
つまり、
『いる or いない』問題において、『いない』の方は〔現実的に不可能な反証〕
なのです。
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いつも繰り返し述べていますが、これは「知識を豊富にする」という意味合いではありません。〔モノゴトの捉え方の工夫〕だと思えるようになれば、もうだいぶ前進しています。
日常生活でも、この【悪魔の証明】的なことを求める人が時々見られます。「そんな無茶言うなよ!」と、論理が通っていない指示・要求を平気でするケース… そんな人が権力者や指導者等であった場合には、末恐ろしくもあります😱
皆さんも「理不尽なことを言われる」と感じる経験はいくつもお持ちでしょうが、それがただ単に「厳しい」とかいう”心象”によるものではなく、「理屈がおかしい」と言える類なのかどうか、適切に見極める思考も有効です。
そのようなエピソード、何か思い当たりませんか?
『悪魔の証明』の論理を掴んでおらず、言い分が”崩壊”した事例が以下の②~さらに苦しい非論理への迷走と、毅然とした態度の脅威🥴
「あるある話」かどうかは、ご覧になって評価ください🙏
※上記で『実在した』と紹介された人は、↓の記事で言及した《在宅勤務》というより文字通りの《テレワーク/リモートワーク》の方であったご様子📺
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