電池の種類とパッケージングのデザイン《後編》
昨日、「分かる人には易しすぎるけれど、縁が無い人にはさっぱり😵💫」なクイズを出題しました📚
前編はコチラです👇
未読の方は先にお立ち寄りください🙇
さて、一般的には縁の無い『9V電池』を数十年ぶりに購入して手にしたのですが、それの用途はコレ👇 いったい何でしょうか?
答えはコチラ👇
チューニング・メーター🎸
この『9V電池』が適用される機器の系統を挙げるとして、その代表格が【音楽系】とのこと。30年ほど前に購入したこれ。電池を入れるとまだ元気に稼動しました😲
それを試すきっかけとは?なんで今更?
内緒です🤭
† 単1・単2の”単”って何?
この四角い9V電池の正式名称が「積層電池」。他方の、より馴染みのある《単1・単2・・・》は「単位電池」。それを略して、の呼称📚( ..)φメモメモ
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さて、《後編》の本題です📖
最近話題に上ったので一部の人はお聞き及びでしょう。【電池のパッケージングに関すること】です。
トップ画像にも載せましたが、お次は『ボタン型電池』に移ります。かかる9V電池よりも身近ですよね?
以前は9V必要であった機器でも、技術の進歩により低い電圧でも動かせるようになったり、電気製品の内部で高い電圧を作れるようになったり…とかなんとかで一層レアに? 一方で、機器の小型化が進み、当該『ボタン型電池』の適用例は昔より増えた・・・ということでしょうか🧐
「電池」と呼ばれるものの中でも最も小型であるという特徴。それゆえに、誤飲のリスクが高まる…という点において、
【乳幼児がこれを開封し、口に入れてしまう --- という誤りをしてしまわないように】との意図で、「開封前のパッケージ状態」に工夫を施す、という画策があり、一部商品(大手メーカーの物)で実装化されているとのことで、話題になり、かつ賛否両論あるようです。
※本記事では別の商品のイメージ画像を掲載📸
「工夫仕様」の話なので、リスクヘッジ発想の土台部分は無論望ましいことです。
ただ、対処実状というものが、【当該パッケージを容易く=乳幼児でも 開封されてしまわないように強固にした】というものなのです。当方自身が手にして試していないので詳しく書けませんが、【従来の仕様であれば手で千切って開封できていた大人が、ハサミを用意する等の対処が必要なり面倒になった】という不満も散見される…というところ。
う~ん、なんだか引っ掛かりますね🤔
通常の扱いをする大勢にとって〔困難〕になったらしいです。道具が無いと開けにくいという経験自体は他の例で散見されるのでイメージしやすい。
誤飲対策処置やその影響(被害)の大きさと、そのデメリットとを単純に天秤にかけるわけにはいきませんよね。”大勢”と上述しましたが多数決をしようとしているわけではありません。
とは言え・・・
《パッケージの開けやすさが悪》のような捉え方になってしまってませんか?
現実生活においては、開封後の裸の状態で手近なところに置いてある、ということも充分ありますよね🔋
周囲の大人は、開封後のボタン電池そのものは放置しないけれど開封前だと無頓着になりがち、なのでしょうか?そのような心理(≒油断)の人が存在し得ることは否定できませんが、もしそこに差がある/事故に繋がる決定的な要因とされる のであれば、
パッケージングの瑕疵などではなくて所持(管理)する側の問題にすぎない
という論点なのだ、という”気付き”に至ります💡
つまり、日常生活においては、乳幼児の手が届かないところに置くべきものは当該ボタン電池以外にも無数にあって、周囲の大人は一定の配慮を配ることで上手くいっているにもかかわらず、こと本商品においてのみそのような重装な施しに至る意志(や消費者による要望圧力?)が、意外というか、しっくりこない線引きもしくは『優れた配慮』と絶賛してしまう評価軸 になってしまっているように感じられます。
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余談的ですが、そんな着眼点よりも(p_-)
透明表面カバーの〔プラ〕と〔台紙〕とが一体化してて分離しづらく、ゴミの分別がままならない点の解消には目が向いていないのでしょうか?
9V電池の外装例
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