グループアドレスで指摘するデザイン
《『傍観者効果』も時には有効では?》という主題で何本か記事を載せたことがあります。
それの続編的なお話📖
〔個人アドレス使用〕に留まっている立場の人だとイメージしにくいのだと思います。職場等のコミュニティーの環境にかぎった事例、ということになります🙇
電子メールアドレス。言うまでもなく〔個人〕に”あてがわれる”わけですが、『グループアドレス』という形態のものも存在します✉
例えば「部署単位」など、代表としての位置づけとなるアドレス。所属する人員が運用管理する個人アドレスのメールボックス+αで”2つ目”の【受信トレイ】があり、その宛先に配信されてくるものを定期的にチェックしに行く必要がある/メンバー各員が重複的に観察(p_-) というもの。
--- このような仕組みが非効率だとか生産性が云々…という主旨ではありません。
上記以外の環境/仕様設計のものもあります。
すなわちそれは、言わば『親アドレス』のようなもので、宛先欄にそのアドレスを入れると、着信先で、所属する各員の個別アドレス(事前に設定しておいたリスト)に〔転送〕のように分配される仕組み。
組織内の大量のメンバーに一斉配信したいときなど、共有のアドレス帳が利用できたとしても【宛先】欄で一人ひとりセットしていくのは現実的ではないため、(個人アドレス帳内でのカスタマイズではなく)上記のような仕様で「○○支店の全員に配信したい時にはコレだけをセットすればok」という便利なもの。
※変換されてしまうのではなくて、宛先欄の『親アドレス』の役割のまま機能が保持される
以下のお話は、時々陥りがちな”大騒ぎ”について☝
ある人(Aさん)が、メンバーが10名ほどの隣の部署宛に、当該『グループアドレス』利用で配信したかった連絡事項があった折に、画面上の操作の誤り(とちょっとした勘違い)で県内全支店の所属員全てが紐付いた”上の階層”の代表アドレスをセットしまった模様。
つまり、社内とはいえ大量の誤送信ミス😱
するとどうでしょう。
そのメールを受け取り「自分宛ではない」と察した人々が、すかさずアクション💨 Aさん宛に送信📨
『宛先をお間違えではないですか?』
想像力が豊かな人ならもうお気付きでしょうか。副次的な話に。
その”親切な指摘”メールもまた・・・
e-mailに返信する際には基本的に《全員に返信》とするのが当たり前です。元の発信者が必要だと思って<cc>に入れたアドレスの人にも、レスポンスする人の返信は伝えられるべきものであるため、勝手に除外してはなりません。
ただこのような指摘の際にも《全員に返信》でやると…😵💫
”第三者”的な人の受信ボックスまでもが俄に賑わいます📣
「騒ぎ」に加担/増長しているにすぎません🚫
そしてさらに悪いことに、【迅速レスポンス大会の金メダリスト🥇】からの”第2通目”もが既に受信トレイに収まっているはずなのにそちらに対する気付き力の弱い銀メダリストや銅メダリスト、さらに後続者が立て続けに”おせっかい返信”を応酬し、域内の「その他大勢」各位の受信トレイは、Aさんの誤爆直後から数十分荒れまくり、もはやカオス😱
「見て見ぬフリ」と言ってしまうと聞こえが悪いですが、『傍観者効果』をは意識できるようになりたいものです☝
そもそも、「なんで自分は誤配信を受けたのか」を少し考えてみれば済むことをせずに”親切心”ばかりが先走るのか…
【配慮心とは?】という懸案に対し、主観で答えを出してしまわないよう、反面教師にしておきたいものです🙊
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