多機能トイレのボタンのデザイン +
今回の事案は比較的、【詳しく知らずに過ごしても何ら支障ない】という感じになるのかもしれませんが、それ自体は誰もが見掛けたことがあるモノです。
『デザインの欠陥』を見つけ出すような態度だと言ってしまえば聞こえが悪いですが、「もしかしたらこのような場合に…🤔」と想像力をはたらかせてみると思考訓練になることもあります💡
先日upしました👇の記事内の前半で採り上げたモノは、《乳幼児連れの方に限定》した展開でしたので、汎用性に乏しい”気付き”に留まっていたかも知れませんね😅
さて。
多機能トイレの個室に設置されている『開閉ボタン』の話です。
最新型だともう少しスタイリッシュなものに切り替わってきているのかもですが、昔からあるタイプの見た目のイメージは☟です
個室の外側と内側の両方に、このような同じ形状の『開閉ボタン』があることが多いです。でも、
それぞれのファンクションは全く同じなのか ---
そのようなことを考えたことはありますか?
注目ポイントは、『閉ボタン』を押すことにより、【使用中】のランプが点く≒施錠される という仕組み・構造についてです☝
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予想をたててみました🤔
◆個室内の〔閉〕ボタンでは自動的に施錠されるけど、外の〔閉〕を押しても無効なのでは?◆
そう推測できる理由・根拠は、お分かりになりますか?
「言われてみれば、そりゃそうだよね🤭」な要件なのです。
見た目は同じでも別のボタンなので異なる機能を持たせることはもちろん可能なはずで、〔目的〕に沿った施しがなされているはずだ、と思いませんか?
⇒その通りの仕様になっています。(かつ、内側には、当該『自動施錠ボタン』以外に通常の物理錠も設置されているのが一般的です。)
ならば💡と、
中で『閉』ボタンを押して、すかさず退室🏃
無人の個室が【使用中】状態となり、誰もそのことに気付かないままに… なんて”いたずら”的なことを思いつくことがあっても決して実行はしないのが大人で、当記事をお読み頂いている貴方も同じ、ですね(*^^)v
そしてさらに深読みして、「そのような悪行をされた場合に備えて、の対策も、当然施されているはずだ!」と推測するに至ってますか?
上記〔いたずら〕とは対極的なケース☝ ---
外の〔閉〕ボタンを押して急いで入室🚽したとしても、施錠されていないので、「始めて」はいけません⚠
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《実際の”防止”機能》
あるメーカーの仕様例では、『閉じ切りで長時間経過した時は、外部の”開”ボタンで開けることができる設定(30分間など任意設定)』があるようです💡
明示している例もあるようです。※拾い画像
こうなると『カリギュラ効果』ですね(p_-)
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