金銭感覚を問う統計②~下宿大学生への仕送り額相場 +
昨日upした記事《小学生のお小遣い相場》の続編です📖
主に子育て世帯において(いや、そうでなくても🙄)、世間の様子を窺うのに〔有効〕とみなして興味深く見入ってしまうようであれば特に、「この”資料”って本質的にどうなの?」という提起でした。
中でも、【金額表がデコボコしている】点についての違和感というか、
親の年収《500~750万円》のレンジにおいて、お小遣い額がドンと多額になっているのは何故なのか?
という懸案に対する仮説を少しだけ💡
この層に関し、〔低い〕とみるか〔高い〕とみるかによって展開は大きく変わるのかもしれませんが、
~~~ 色々と出てきそうですね🤔
さて、今回②の本題。
やや類似しています。
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『1ヶ月の仕送り金額(全国平均)の推移/全国大学生協連から引用』の資料画像ですが、【10万円以上】の高額例が以前より減少していることが窺えるグラフとなっています。
時代の流れとして、概ね予想通りでしょうか🙄
当方が引っ掛かったのは、その推移自体よりも、右下に表示されている説明の内容です。
前回の①では、【お小遣いの適用(買う品の対象)範囲が各家庭によって異なるので単純比較できないはずだけど】との前置きもしました。
今回の話では、(当方のように)『仕送り』と『大学費用』との関連性や”重なり”の捉え方が捻じ曲がっていると、この理由説明に違和感を覚えかねないのですが…😷
見当つきませんよね?
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おそらく、当たり前の解釈でいくと、
(1)授業料や学期初め教科書代を初めとした『大学費用』
(2)日頃の生活費(家賃・水道光熱費や食費等)に充当するための『仕送り』
とは互いに別のカテゴリーで全く区別されるものなのでしょう。
つまり、
(1)で補助をし、その後毎月(2)を続ける。
当該アンケートの前提で言うなら、
『(1)は別として(2)はいくら?』
だったのですね!
当方はそのことを自力で察知することができませんでした😓
もしそのような”当たり前”の定義をしない人が上述の【減少の理由説明】をみるとどうなるか --- 。
【大学費用が高騰したのだからなおさら、仕送りを増やさなければやっていけないはず!】という矛盾感に苛まれ、因果関係が皆目成立しないのです😲
〔仕送り=大学費用&日頃の生活費〕なのにどうして二つを分けるの!?
--- そんな捉え方をする奴なんぞ、全く理解不能、ですか?
前回同様、定義というか、そもそもの前提の部分でブレが生じ得る内容に関して、このような《解析結果/理由説明》が何気なく添えられると、妙な違和感に見舞われるようなケースもあるのです😰
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