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#49 【ラストティーンが想う】10代までの後悔は20代以降の延び代ですよ

19歳になってもう半分が過ぎましたね。

これから20になることを考えると、見えてくる世界の広さに怖じ気付いてしまいそうになる今日この頃ですが。

最近思うことがあるんですが、特に18から19になってからの自分の変化に驚くのです。

19になってから自分が感じた変化。

料理が得意になった。虫が怖くなくなった。自然を愛せる様になった。読書や瞑想、筋トレなど、習慣化出来るようになった。相手に素直に感謝の気持ちを伝えられるようになった。お金の計算が出来る様になった。期限までの課題をしっかり仕上げられる様になった。自分を不必要に責めたりしなくなった。過去への後悔で心を置き去りにすることがなくなった。少しだけど部屋の片付けが得意になった。

あげだしたら枚挙に暇がありませんが、これらは高校3年生から大学1年生になってからの自分が実感した変化です。

さらに面白いことが一つ。

後悔が楽しみになってきたということ。

今非常に私自身が満たされた気持ちで日々を過ごしています。だけど、満たされすぎると今度はツマラナイ気持ちになっていく訳です。

他に自分が変えられる所はないか?もっと楽しいこと、ワクワクはないか?

そう思った際に、『もっとこうすればよかった!』という過去の残念な思い出が自分の変化を促す原動力となることがあるのです。

なぜなら、後悔する程残念な気持ちの裏には、自分の未来をより良くする為のヒントが隠れていたりするからです。

自分の場合は、高校生の頃、読書や筋トレはやっておけば良かったと後悔していました。

その結果、大学生となってからは読書が生活の中心となっています。筋トレも始めて、食生活さえ健康的なのに変わりつつあります。

いま考えると、あの時にあれほど深く後悔しなければ、ここまで読書にふける生活を自らすることはなかっただろうと思っています。

最近、自分は運動がこんなに好きな人間だったのかと実感することがよくあります。

インドア派だと思っていたのですが、実はけっこうアウトドアよりの人間だったのかなと思っています

朝散歩したり、公園にいることが好きですし、筋トレで身体を動かすのはかなり楽しいです。

あと、小学生の頃は圧倒的肥満児だった自分ですが、最近は寧ろジャンクフードやお菓子を避ける傾向があったりして、昔の弱点や失敗が文字通りバネになって今の強みになっているのです。

先程『後悔が楽しみ』と言ったのは、つまりそういうことで、自分のウィークポイントがこれから逆転して強みになっていく延び代が見え、そこへ満ち足りることなく努力していける。

ともすれば、後悔なんて名ばかりで、長い目で見れば、実際には良いことの方が多いのではないか?とさえ思えてきます。

まあ、後悔してなんぼ!といえるほど強がってはいけないことはわかっています。しかしながら、少なくとも後悔に人生の大部分を費やしてきた抑うつ人生より、後悔したことに感謝出来る位の方が人生は得なのかな?とか思ったりします。

皮肉なことに、幼少期に勉強してきた人ほど成人になってから勉強する気が起きないそうです。
これは運動でもある程度同じことが言えます。

勉強してこなかったことを悔やんでいる人は、勉強をこれからしたいという気持ちを他の人より強く持てる。

運動してこなかったことを悔やんでいる人は、運動をこれからしたいという気持ちを他の人より強く持てる。

その時の後悔が10代のうちに生じたものなら、100歳まで生きるとして、残りの90~80年で埋めていけばいい。

その時の後悔が50代のうちに生じたものなら、残りの50~40年で埋めていけばいい。

こんなに時間があるのだから、どうして後悔する必要があるのだろう?(とか言ってみたりして)

今回は敢えて10代の人向けにこの話をしましたが、当然ながら、何かを始めるのに年齢なんて関係ないですから。

変えられるのは未来と自分だけ。結構変えられそうです。

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