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あんのすけのエッセイ

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エッセイの書き方の参考にどうぞ!!!!!!
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記事一覧

「褒める」ことで世界をプラスの感情で満たしていきたい【エッセイ】

「褒める」ことで世界をプラスの感情で満たしていきたい【エッセイ】

こんにちは、あんのすけです。

突然ですが皆さん、「褒める」ことってしてますか。
家族でも同僚でも、道端で会った人でも良いです。自分のことでも良いです。
私はこの前、コンビニ店員の青年の髪型がカッコよかったので、
「その髪パーマとかかけてるの?」
「いや、セットだけっす」
「そうなんだ、カッコいいね!」
「ありがとうございまーす!!」
と褒めてきました。私はただ思ったことを言っただけなのに、お礼ま

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36.8度の苦悩【エッセイ】

36.8度の苦悩【エッセイ】

こんにちは、あんのすけです。
本日は2024/11/8、昨日が立冬でしたね。
普段は暦なんてあまり気にせず生きているんですが、最近は文字通り寒さが身に染みるので、嫌でも意識してしまいます。

さて、「36.8度」と聞いたら何を思い浮かべますでしょうか。

お風呂の温度でしょうか?
この温度なら3時間くらい半身浴できちゃいますね。

どこかの国の平均気温でしょうか?
ちなみに世界で最も平均気温の高い

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子猫のはじめてのお留守番【エッセイ】

子猫のはじめてのお留守番【エッセイ】

こちらもぜひみてください

あれから3日が経った。最初は怖かった新しい環境にも、少しずつ慣れてきたよ。特にミーコとは仲良くなれて嬉しいな。

昨日、ミーコと初めて鼻キスをしたんだ。ドキドキしながら鼻を近づけると、ミーコも優しく応えてくれた。あの瞬間、僕たちの間に特別な絆が生まれた気がした。

今日は朝からミーコと追いかけっこ。家中を駆け回って、息を切らしながらも楽しくて仕方ない。ミーコは大人なのに

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覚醒と律動の狭間で【エッセイ】

覚醒と律動の狭間で【エッセイ】

翌朝は驚くほど早く訪れた。目覚まし時計が鳴る前、朝5時に目が覚める。昨日までの倦怠感は嘘のように消え、体内に新たなエネルギーが満ちているのを感じる。

まず手をつけたのは部屋の掃除だ。埃を払い、物を整理していくうちに、心もクリアになっていく。昨日まで重荷に感じていた日常のタスクが、今日は心地よい律動となる。洗濯機のうなりに合わせて、生活のリズムを取り戻していく。

朝の外の空気は冷たく爽やかだ。近

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子猫のはじめての冒険【エッセイ】

子猫のはじめての冒険【エッセイ】

DAZNでJリーグの試合を見ていると、彼女から電話がかかってきた。子猫を預かって欲しいとのこと。法事で3日間ほど実家に帰省するそうだ。彼女が5匹飼っている猫のうちの一番小さい子、ちびすけと呼ばれている子を預かって欲しいようだ。

ちびすけは4ヶ月前に生まれた元気いっぱいの、ラグドールとスコティッシュフォールドのミックスだ。家では毎日おもちゃで遊んでいるが、いつまで経っても体力が尽きない。遊び盛りの

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眠りの狭間で【エッセイ】

眠りの狭間で【エッセイ】

朦朧とした意識の中で、私は目を開けた。寝ているのか起きているのか、その境界線は曖昧だ。頭はフワフワとし、過剰な睡眠がもたらす奇妙な浮遊感に包まれている。左肩に鈍い痛みを感じる。寝違えたようだ。この小さな不快感が、現実世界への唯一の繋がりのように思える。

突如、インターホンの音が静寂を破る。半ば夢遊病者のように玄関へ向かい、宅配便を受け取る。箱の中身は謎のままだ。ガンプラの予約日はまだ先のはずなの

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アメリカンショートヘアを飼ってみませんか【エッセイ】

アメリカンショートヘアを飼ってみませんか【エッセイ】

吾輩は猫である。名前はにゃんのすけという。

吾輩が最初に目を覚ましたのは、明るく清潔なペットショップの片隅であった。母猫の温もりと兄弟たちの柔らかな毛並みに囲まれ、何不自由なく日々を過ごした。人間どもが頻繁に訪れては吾輩らを覗き込み、時に抱き上げては撫でては戻す。そのような日々が続いた。

やがて吾輩は三月を経て、一匹の人間に選ばれた。これが吾輩の主人となる男である。爾来、吾輩はこの主人と共に暮

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東京都青梅市の御岳山に登ってみませんか【エッセイ】

東京都青梅市の御岳山に登ってみませんか【エッセイ】

新宿から2時間弱電車に乗り、御岳山の山麓に立つと、都会の喧騒が遠のいていく。ケーブルカーに揺られながら、心は既に山の空気に浸されていた。赤、緑、オレンジ、青と色とりどり車体は、まるで山の四季を映し出すかのよう。

山頂に降り立つと、荘厳な御嶽神社が私たちを迎え、参拝を済ませる。今回は神社の写真を撮り忘れてしまったので、大変忍びないが、ぜひご自身で登って参拝していただきたい。

山頂を背に右手に歩を

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キャバ嬢竹取物語【エッセイ】

キャバ嬢竹取物語【エッセイ】


ミクちゃん姫が初登場したのはこの記事です!

本文:

今は昔、ミクちゃんと呼ばれし麗しき姫ありけり。その美しさと愛らしさは、都中の噂となりて、多くの男どもの心を惑わせにけり。

ミクちゃん姫と呼ばれし女性は、実は夜の世界に生きる花魁なりき。その艶やかなる姿と巧みなる言葉遣いは、多くの男どもの心を惑わせ、財を巻き上げる術を心得おりぬ。

かの姫に心を寄せし者の中に、増子、遠藤、高田という三人の若

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空に咲く白い花【エッセイ】

空に咲く白い花【エッセイ】

夏の夜空に咲く大輪の白菊。その美しさに見入る人々の姿を見つめながら、嘉瀬誠次さんは安堵の表情を浮かべた。101歳の誕生日を迎えたばかりの彼の脳裏に、長い人生の記憶が走馬灯のように駆け巡る。

1922年、新潟県長岡市の花火師の家に生まれた嘉瀬さん。14歳で父の元で花火づくりを始めた頃、彼の心は既に花火に魅了されていた。しかし、その夢は戦争によって中断されることとなる。

千島列島での兵役、そしてシ

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50代美容師が教えてくれた人生を楽しむコツ【エッセイ】

50代美容師が教えてくれた人生を楽しむコツ【エッセイ】

稲垣さんは、今年50歳になるベテランの美容師だ。
茶髪でアフロのような髪型に、飄々とした雰囲気でどこか掴めないような性格をしている。それでいて人当たりが良く、近所で人気のお兄さんといった感じだ。とても年齢通りには見えない。

ちなみに奥さんも似たような性質の持ち主で、仲睦まじく二人で美容室を経営している。大学二年生の娘と高校三年生の息子がいる四人家族だ。

「娘が大学で東京に行ってからさ、洗濯物の

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ハヌマーン山田亮一と大麻と逮捕【エッセイ】

2024/7/23の昼頃に、ミクちゃんからDMが来た。

ミクちゃんは、2年ほど前に地元で出会ったキャバ嬢である。色白ですらっとしていて目鼻立ちもハッキリしており、左腕に無数のリスカ痕を携えている。
ミクちゃんは今も僕の地元に住んでいるので、帰省した際に遊んでいる。
最近は居酒屋を3軒ハシゴしてセックスした翌朝に、コメダ珈琲のモーニングに行った。こちらの関係は良好である。

さて、元カレが逮捕され

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