僕が会社を辞めて学生に戻る決断を後押しした本の話『人生は20代で決まる』
こんばんは。
突然ですが、皆さんは20代をどのように捉えていますか?
若い?多くの失敗ができる?
知識が足りない?遊べる時期?
未知でかつ多くの可能性に満ちている?
今回の記事を読んだこれから20代になる人も20代を経験した人も改めて20代の重要性に考えさせられ振り返るきっかけにつながることと思います。
自分は社会人の時、リハビリの勉強を学生として再び挑戦することに戸惑っていました。
金銭的なことはもちろんのこと、決める頃にはもう25歳でしたから今から勉強についていけるかさえも分からなかったからです。
そんな時に今の道を後押ししてくれたのが、メグジェイ氏の演説動画がキッカケでした。
メグジェイ氏はアメリカの心理学者で思春期から成人期を中心に多くのカウンセリング経験からTEDという番組にて以下の有名な言葉を残しています。
『30代は昔の20代ほど若くない』
この言葉の真相について自分の解釈を含めてまとめていきます。
詳しくはYouTubeや書籍の『人生は20代で決まる』をご覧いただければと思います。
1.20代にする行動がその先の重要な選択をも左右させる。
ここでは、これから20代を迎える人や20代真っ只中の皆様にお伝えしていきたいと思います。
というのも、メグジェイ氏はTEDや自身の書籍などで20代の重要性を強く訴えているからです。
私たちは子供時代から大人の人に『若いうちに沢山遊びなさい!』と言われたこともある筈です。
それは間違いだと言うのです。
ある日相談に来たアレックスもいう26歳だった女性に恋愛相談をされたそうです。
当時初めて間もない患者さんだったようで、若い子ならではの悩みで安心したようでしたが、後になって考えるとそれは重要な時期にある悩みだったのです。
遊びのような恋にあっても真剣な恋であっても別れることもありますから目の前の悩みには私たちは後回しにしがちです。
しかし、冷静になって考えると後回ししたら次の人が一生に関わる彼としての結婚相手になるとも考えることができたのです。
また、メグジェイ氏は人生の大きなライフイベントや決断の約80%は35歳までに起こるとされています。
住宅・車の購入、転職、結婚、子育て、起業など
これらは今の時代では前後するかもしれないですが、ほとんどが30〜40代で経験するような気がします。
つまり、20代はこれらのライフイベントに決断力や忍耐、適応といった能力を培うのに必要な期間とも言えるのです。
今回はアレックスの悩みとして挙げられていた『恋愛』をテーマに絞り話をしていきます。
2、恋愛は椅子取りゲームそのもの
その他にも当時の事例と合わせて恋愛にも決断や意思を後回しにするとこで起こる損する理由も話しています。
以下の例を一緒に考えていきましょう。
恋愛は椅子取りゲームのようなもので20代は引く手数多に異性と交流を持つことができました。
恋愛対象となる基準は持っていたけど、理想に合わない人とは遊びだけの関係で真剣な交際をしてこなかったのです。それでも椅子はきっと沢山ある状況だったように感じます。
30代では理想と現実の狭間で揺れより限定的ではありますが、恋人もでき結婚を意識していきます。
この椅子取りゲームは20代の時よりも激しさを増したようですが、それでも椅子はまだあったので理想像を追いかけていく余裕さえあったのです。
40代まできました。周囲は結婚して家庭を作り幸せそうに見えます。しかし、私は20代で椅子取りゲームをして楽しんでいる内にその椅子がいつまでもなくならないと思っていたのです。
そして、行き着いたのは妥協という言葉でした。
過去の出来事を引きずり現在の旦那と暮らしています。
この現象は結婚の適齢期と言えるのでしょうか。
恋愛に関して言えば年齢を重ねるということは椅子の上限が変化しやすいということです。
決して年齢だけを理由に何もできなくなるということではないです。
20代を過ぎても結婚をして幸せを感じることは間違いなくあります。
しかし、年齢を理由に選んだゴールが妥協でたどり着くことになるとするなら幸福度や満足度は不足しやすいことに問題があるといえるのです。
20代は若いからチヤホヤされてもそれが永遠に続くかと言えばそれは断言できません。つまりモテ期は生涯保証されるものではありません。
自分磨きをしてこその結果論に過ぎないのです。
ここで問題につながったのは結婚の時期に乗り遅れたことよりも20代にある時間の重要性を甘く見積もり過ぎたということだと思います。
今回は恋愛という点に着目しましたが、キャリアや自己投資にも同じことが言えるのだと思います。
ですから、20代の時期は将来に向けての自己投資を積極的に続けていくことが重要になると思いますよね。
次に20代の時間をどのように活用すればいいのか?
そのポイントについてまとめていきたいと思います。
3、有益な人生を送るために必要な20代の時間の使い方について
①アイデンティティキャピタルの決断を後回しにしないこと
これは前述で述べた恋愛についての内容を参考にしたどければと考えます。
椅子取りゲームで競り負けて妥協した椅子を選ぶのではなく理想像を固めるための自己投資や軸を20代の時点で後回しにせず、30代〜40代までに持ち込まないということです。
資格を取るための貯金、記事や動画投稿といった情報アウトプットの挑戦、勉強 など
これらのことは脳機能の観点からみても20代までにおおかた片付けるのがベストとされています。
つまり、30代などにしようとしても家庭を守る立場になれば今よりもっと時間の制約を受けるので後回しにする可能性が高いといえるのです。
それがメグジェイ氏の30代は昔の20代ほど若くないと言うことの真髄だと考えます。
自分はこの言葉を知って現在の学校に勉強する決断に至りました。
②ゆるい繋がりを積極的に構築する
ゆるいというのは限局した環境や関係でなく広く多様な関係を構築することを意味していると考えます。
これはまさに現代に通用する項目だと思います。
これからは、一つの技術だけになく専門職に加えて動画編集や地域の教室の指導といった能力といった多くの才能を駆使して活躍する方が見られます。
多くの情報や世の中の変化に対応するためには各分野に特化した沢山の人々どの関係をつくることも重要になるのです。
幸いなことにSNSが発達した時代ですから、積極的に活用する方が良さそうですね!!
③家族は選べないが結婚相手、友達は自分自身で選べる
これは、これまでの話のまとめとも言えるでしょう。
生まれてから育った家庭は自分で選ぶことはできないので、裕福や貧乏、キャリアといった親の影響で今の自分があると悲観し続ける人は是非聞いてほしいです。
つまり、持って生まれた才能よりもこれから獲得する後半の才能を探すことに私たちの人生は大きな意味を成すのだと確信しています。
椅子取りゲームで自分の欲しい椅子を選ぶために人生設計や自己投資を20代までに全て完了しその先の人生の糧へと繋げていく。
つまり、『若いうちに一杯遊びなさい』から『将来の幸せのために今沢山動き回る』が適切だとここでは言うのです。
人生に合わせて人脈の輪を広げそこに懸命に向き合っていく。
素晴らしい人生だと思います。
是非、自分のライフイベントの開始に悩んでいる人は今回を機に決断してみてはいかがでしょうか?
4、まとめ
いかがでしたでしょうか?
メグジェイ氏の啓発を通して自分は20代の重要性を20代までに知り行動の大切さを学ぶことができました。
20代を過ぎた人にチャンスがないと言うわけではなくて意識を変えていくことが最も重要であると考えます。
今回の記事を読んで是非メグジェイさんのTEDを見るキッカケになればと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました(^^)
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