子どもたちが気軽にバスケを始められる環境づくり。 これをテーマに活動してきて5年目になるが、少しずつ地域に根付いてきたように思う。 次のテーマは子どもたちが試合を楽しめる環境づくり。 これがなかなか難しい。 少年団登録して連盟に加入していないチームと試合はできない。 これが現状だ。 この環境を変えるにはどれくらい時間がかかるのだろう・・・。 先が見えない状況に気が滅入る。 体育館では子どもと大人が入り混じってゲームをしている。 ずいぶんと楽しそうだ。 コートサイドでは
一週間前から、今日子どもたちと一緒にバスケをしようと決めていた。 膝が腫れるようになって1年。久しぶりのバスケだ。 バスケが終わった今、低周波治療器を当てながらこれを書いている。 NBAのプレーオフも佳境に入り、すきま時間を見つけてはスマホで試合を見ている。 カリーやテイタムのプレーに酔いしれているが、バスケをしようなどとは微塵も思わない。 膝が腫れるのが分かっているのにバスケをするほどもう若くはない。 でも、今日はバスケをしなくてはいけなかった。 正確に言えば、バスケ以
うすうす気づいていました。 バスケを教える時、自分でお手本を見せるよりYouTubeでNBA選手のプレーを見せたほうが良いのではと。 ダンクはできなくてもそれ以外はだいたいできる!と変なプライドが邪魔をして踏み切れずにいましたが、そうも言っていられない事態が発生しました。 怪我です。 少し動くと膝が腫れ、歩くのもしんどい状態となってしまいました。 原因はいまいちはっきりしませんが、加齢によるものと思っています。 怪我をする前から身体の衰えは感じていたので、これを機に
今日は低学年生の練習試合でした。 相手は、以前、短い期間でしたがコーチをさせてもらっていたチームです。 初めての試合でしたが、ほどよい緊張感の中、いいプレーを見せてくれました。 相手チームの子たちが試合の合間にシューティングをしていました。 なんと、全員がワンハンドでシュートを打っていました。 私がコーチをしていた時、最初に取り組んだのがワンハンドシュートでした。 時間が足りずワンハンドを定着させることができず、心残りを感じていました。 幸い後任のコーチが私同様にワンハ
バスケ教室が終わった後、残って練習をしている母親と子供が何組かいました。 試合前のアップでよく見られる、パスをして走ってリターンパスをもらってレイアップという練習をしていました。 その様子を遠くから見ていたのですが「あれ?」と思い近づいてみることにしました。 あれ?と思ったのは、たまに子供がキャッチしづらそうなパスをしていたからです。 近づいてみると「こーゆーボールが来ることもあるよ!」と聞こえてきました。わざと取りづらいパスを出していたようです。 とてもいい練
プレーの原則を考えるゲームモデル作りの最初の作業は、プレーの原則を考えることです。 参考にしたサッカーのゲームモデルでは「切り替えを予測する」や「ゴールから遠ざける」などがプレー原則にあたります。 こんなに大雑把な感じでいいのかなと思いつつ作業をはじめました。 作業は次のように進めていきました。 ①4つの局面ごとに台紙を用意する ②プレー原則を付箋紙に書き該当する台紙に貼る ③プレー原則の補足説明を別の色の付箋紙に書きセットで貼る 例えば、トランジションオフェンスの局
ゲームモデルを作るきっかけミニバス未経験者ばかりの中学女子チームでコーチをさせてもらえることになりましたが、コロナでまだほんの数回しか練習ができていません。 コロナが落ち着いていてまだバスケができた頃、そのチームが練習試合をした時の様子を保護者の方から聞きました。 プレスに対してボールが運べず、終始相手に圧倒されてしまった試合だったようです。 彼女たちにとって少し苦い経験になったと思いますが、保護者の方からは、次の試合に向けて頑張ろうとしているといった話を聞かせてもらい
休日。午前の部活を終えた中学生たちが練習にやってきました。 部活の後に練習して身体は大丈夫かな?と心配になりますが、この後さらに夜練に行くとのこと。 これはさすがに練習しすぎだろうと思い、軽いメニューに変更して練習を行うことにしました。 中学生年代であれば1時間30分から2時間の練習で十分だと思っていますが、それでは足りないと感じる人も多いようです。 それぞれの置かれている環境が違うので、練習時間に正解など無いことは十分に理解していますが、時間ができた今、少し調べてみ
夏の暑さのせいなのか子供たちのプレーに「迫力」が感じられない。 少年団のように目標とする試合や大会があれば、それをモチベーションにして頑張るのだろう。 この教室にはそれがないので、暑ければ暑いなりの、寒ければ寒いなりのプレーになってしまう。 子供たちにもっと刺激を与えたいといつも考えているが、なかなか良い案が浮かばない。 そんななか、同じ地域にある少年団の子たちから、この教室でバスケを一度してみたいと話があった。 上手な子たちが突然来て、劣等感を持ったりしないか不安
家の掃除をしていたら、ふと、先日の息子のサッカーの試合のことを思い出した。 おそらく顧問の教師であろう若い男性が、周りより一段高い場所で、イスに座って試合を見ていた。まさに高みの見物である。 彼は中央のコートサイドの近くにいるので、試合を見ていると、自然と視界に入ってきてしまう。彼がそこにいるせいで、見えない場所ができてしまうので、早く移動してほしかった。 少しすると、ユニフォーム姿の中学生たちが彼に挨拶をしてから、私の前を横切るという場面が続くようになった。 中学生
子供たちにバスケを教えていて難しいのが声がけです。 最近の自分を振り返ると、自分が意図したプレーになるように先回りして指示や注意を与えている気がしていました。 これでは、自ら判断してプレーできる選手を育てることはできません。 そこで、優秀なコーチは練習中どのように声がけしているのかYouTubeで学んでみることにしました。 先生に選んだのはMike Mackayさんです。 正式な役職なのか不明ですが、 Performance Manager of the women
明日のバスケ教室にそなえて名簿を確認していると、この教室に来ている子たちがもうすぐ50人を超えることに気づいた。 3年前に教室をはじめた時は20人だった。 当時も今も来てくれる子がいるだけでありがたいと思う気持ちは変わらない。 ここまで続けることができたのは、3年前、書店で手にとった池上正さんの本の力によるものが大きいと思っている。 「指導とは、教えないこと。」と書かれたその本を読み、頭を金づちで殴られたような衝撃を覚えた。 池上さんに会いたい一心で参加した講演会で
昨日のバスケのこと。 初めてやってきた中学生の女の子のシュートを見て「あれ?」と感じました。 洗練されているとは言い難いもののワンハンドでシュートを打っていたのです。 なぜワンハンドで打つようになったのか? 話が聞きたくてウズウズしていたのですが、もうすぐ練習を始める時間だったので我慢しました。 練習後、ようやく話を聞くことができました。 彼女の話を要約すると、最初はツーハンドで打っていたが左右の強さの調節がうまくいかないのでワンハンドに変えた。シュートフォームは
JBAから審判ライセンスの更新についてメールが届きました。 今年度はeラーニングで受講できるとのこと。 さっそく受講してルールテストも無事に合格。 あとは後日行われる実技講習を待つだけです。 審判の勉強をしていて思うのは、バスケはルール改正が多いということです。 「バスケをよりよいものにしよう」というFIBAの熱量が感じられて、私はポジティブに受け止めています。 近年、インパクトが強かった改正といえば、ゼロステップでしょうか? 20年以上前のルールしか知らないうちの嫁さ
育成を目的とした少年野球リーグ発足のニュースの衝撃がまだ消えません。 バスケ経験の浅い子たちでも試合を楽しめて、「楽しかった」だけで終わらずに学びが存在する。 そんな試合のやり方がないものか考えていましたが、考えているだけでは何も変わらないので、頭の中にあったものを今日試してみました。 noteでも書きましたが「カトラス」(タッチフットボールの簡易版)のルールで全員がクオーターバックを順番に行うというのがあります。 一人一人が主役になれるいいやり方だなと思い、実際にカ
昼休みにニュースをチェックしていたら、ある記事に目がくぎ付けになりました。 偏見ですが少年野球もバスケと同じくらいブラック体質だと思っていたので、この記事には驚きました。 別のサイトでより詳しくこのリーグのことが紹介されていました。 野球人口を増やすだけが目的ではなく、野球を選んでくれた子供の「育成」まで考えているようです。 このリーグが全国に広まり少年野球だけでなく、他のスポーツにも良い影響を与えてくれることを心から願います。 今回、私がこのニュースに関心を持った