日本の国家安全保障2000年代218 マス・メディアにおける論議18


#多様性を考える


日本の国家安全保障2000年代 




マス・メディアにおける論議





朝日新聞 2000年の主張 2





2000年8月11日朝刊の社説

では、


「新潮流の備えこそ 自衛隊50年」


と題し、


「OECDがまとめた主要国の購買力平価(データのない中露は除く)で比較すると、日本の防衛費は米、英に次ぐ規模に達している。先の南北首脳会議を機にようやく緊張緩和の兆しが見える朝鮮半島を、冷戦状態に引き戻すような敵視政策は許されまい。」




主張している。


中国、ロシアを除いているデータに何の意味があるのか理解できない朝日新聞。


一番敵対的で大軍拡を実行中の中国、横暴な拡張主義の軍事大国ロシアを無視し日本が軍事大国だと唱える朝日新聞。


さらに北朝鮮は核開発にもミサイル開発にも力を入れ続け、韓国と北朝鮮は緊張緩和どころか危機のみが継続という朝鮮半島情勢の判断を間違える朝日新聞の安全保障センスの無さはアホとしか言いようがない。


さらに


「TMDは中朝などの警戒感が強く、技術面、コスト面での難点も多い。開発を断念すべきである。」


と続け、


中国、北朝鮮の心配はするが

核、ミサイルで狙われる日本の心配はしない朝日新聞。



朝日新聞を読んでいては安全保障の現実、安全保障政策が理解できないアホになる。




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