
本日も修行中
やった。今日はやりました。
アンガーマネジメントに成功しました。
まず、イライラしている自覚があったので、一人、隣の部屋に避難。
冷房もつけてない部屋はムワッと暑かったけど、とりあえずアイスコーヒーとスマホを手にし、そっと閉じこもる。
扇風機とクーラーを同時に入れて、部屋が冷えるまでしばらくピアノを弾くことに。
最初はテンポもタッチもグッチャグチャ。心が乱れてるのはよく分かってるので、とりあえず楽譜に集中する。
一曲さらう頃には、汗だらだらだけど、子どもへのイライラが、上手く弾きたいというモチベーションに少し置き換わっていた。
後二曲弾いてピアノはとりあえず休憩。
少しクーラーが効いてきた。アイスコーヒーを飲みながらスマホを触り、noteでも〝子ども〟とか〝夏休み〟とかそういう記事を拾ってみる。
関係あるものも、ないものも。
親目線のもの、専門家(?)目線のもの、かつて子どもだった学生さん目線のもの‥。
いろいろ読んでいるうちに、自分の思考が、限られた視点からのものであることに気づいて、少し冷静になる。
朝、新聞を読んでいて‥実は少しモヤッとする内容があった。
スーパーで、子どもを叱りつけているお母さん。
お母さんの方が周りに迷惑だと知ってほしい、と、そう言う内容の投書だった。
分かる気もした。
でもショックだった。
かつて、スーパーで、子どもを叱りつけて、腕引っ張って、何も買わずに連れて帰ったことがあった。
見通しが甘かったのは、私の責任。言うこと聞かない子どもを連れて、買い物にくるべきじゃなかった。
叱り方を知らなかったのも、私の不勉強。店員さんも、周りのお客さんも、大声で怒鳴ってる大人を見て、いい気持ちになる訳がない。
ただ、言い訳になるかどうか分からないが、必死だったのだ。
店内でテンションが上がって、いつもは家でしないようなことまで、ふざけまくる我が子。注意できるのは親である自分しかない、叱るのはその場でしかできないと思っていた。
だから、正直そんな風に思われていることが、今でもちょっと悲しくて。
未だにイラッとすればその場で大声出して怒ってしまう自分を、それでいいじゃん、親なんだからと思うこともあれば、自分も律せない人間だと情けなくなる時もあって。
でも、子どもももう小学校中学年。いつまでも上から目線で強く怒っていても、効果的とも思えなくなってきた。
正論をぶつけても、怒られていると思えば途端に頑なになって、内容の浅い口ごたえをひたすら返し、オレは悪くないガードに入ってしまう長男。
彼だって、言い返せばママが余計怒ることは、充分分かっている。
一呼吸おけば、何故怒っているか、理由を考えることもできるだろう。
でも今はダメだ。長男の方も視線がフワフワしてるし、私もまだ大声出して「そんなに訳分かんないなら、出てって一人で生きていけ!」って言ってしまいそう。
冷蔵庫から、コーヒーに合いそうなお菓子を見つけ出してきて、一個食べた。
お菓子が入ってることさえ忘れていた。
その時たまたま、全然状況を知らない人から、電話がかかってきた。
「ハイ、もしもしー!」
極めて明るい声が出る。
これでちょっと状況は改善した。
さっきまでの雰囲気を察して心配した次男が、部屋をのぞきにくる。
(大丈夫ー、後でちゃんとお兄ちゃんに話するから。)と合図。「はーい」と物分かりよく戻っていく。
彼にも随分と気苦労?をかけている。
そんな次男ともぶつかり合う反抗期が、いつの日か来るのかも知れないが、その時までには、私の方でも、今よりもっと修行が身についているだろう、と思う。
数十分後。
しっかりと冷房の効いた部屋で、
何故ママはそんなに腹が立ったのか、
明日からゲームのルール(ゲーム以外も)をどうしたらいいと思うか、長男とかなり、落ち着いて建設的に話をすることができた。
帰ってきたパパにも、今日の報告。
お風呂から上がってきた長男は「お皿並べるねー」と、ニコニコ、自ら食卓の準備をしておりました。
いつもより早く冷静になれたのも、ここ最近noteで、ちょくちょく自分の思いを整理したり、他の人の色んな意見を読むことができたからかも知れない。
今回の文も長くなってしまった。
本日もお読みいただき、ありがとうございました🙇♀️