何を話すかよりも、相手とどんな関係でいたいか。自分の中に二つ三つの矛盾する考えがあって良いし、あって当然。だから話す。
今日も子ども哲学についての本。
まず自分が大事にしたいスタンス。これはやっぱり大事にして良いんだと確信が深まる。
否定や批判じゃなくて「ちょっと考えてみたいんだ、良ければ一緒に考えてみたいんだ」と切り出してみる。何を話すかよりも、相手とどんな関係でいたいかということ。
自分の中に二つ三つの矛盾する考えがあって良いし、あって当然。だから話す。
テーマに関連する思いを出していって、付け加えや疑問があるなら出していって、一通り出し切ったと思えた時に印象深い話とかまた考えてみたいことを確認すればまず十分。
子ども哲学だからって「教育しよう」というスタンスではなくて良い気がする。「大人の自分が責任者として一番でないと」という気持ちを手放すこと。
以下、面白そうだと思った問い。『対話ではじめるこどもの哲学④命・自然のぎもん』という本から。
幽霊と魂って違う?
体は無くなっても残るもの?生きている間はどこにいるんだろう?犬や虫や木や花も天国に行くのかな?
死んだら全部無くなっちゃうのかな?お別れしたおばあちゃんのことを覚えているなら魂の一部が自分に入ったとも言えるのかも?
人間も動物の一部なのに動物園にいないのって不公平?サルと人間よりもサルとカメの方がよっぽど違うんじゃないかな?人間の特徴が言葉や道具や文化なら動物にもあると言えるんじゃない?
人間しかしないことって何だろう?戦争とか必要以上に生き物を殺すのは人間だけじゃない?人間は他の動物より賢いのかな?
子どもは勉強して大人は働くのが今の社会だけれど「逆に」子どもの頃に働いて大人になったら学校に行く社会だったらどう?
なんで環境は守らないといけないの?環境を守るのって人間のため?例えば「お隣さんはうちの役に立つから大切です」って変じゃない?
自然の邪魔をしたくないなら人間がいなくなるのが一番じゃない?自分たちのためにできるだけ環境を守りたいっていうのじゃダメ?
人類の進歩ってどんなことだろう?
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お読みいただきありがとうございます。
毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。
明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。