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徒然日記

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日記てもあり、エッセイでもあり、コラムでもあり、評論でもあります。
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2019年4月の記事一覧

“スマート”ヒューマン

“スマート”ヒューマン

スマート〇〇が次々に登場しているが、果たしてそれについていけるほど人間は“スマート”になっているだろうか。
とあるスマート〇〇に関わるようになってから、そんなことを思う機会が増えた。

スマートになれないから、トラブルに巻き込まれる。
スマートになれないから、トラブルを引き起こす。
スマートになれないから、自分の不理解の怒りを他人にぶつける。

こういう人たちは、負の行動や感情が生まれる前に、本当

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「集客に困らない」モノの末路

コンテンツが良くないと、人は集まらないし、モノは売れない。
今までは、機能とかサービスとか品質とか、そういったものを磨くことで、人は集まりモノが売れてきたが、
最近ではそれだけだと不十分で、ユーザーエクスペリエンスの重要性も説かれている。

これは、従来そういうことを考えなくてもよかった領域にも、着実に広がっていると感じる。
人口減と戦う自治体も、ありとあらゆるコンテンツを用意して移住者を待ってい

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人間にもアップデートが必要な時代

人間にもアップデートが必要な時代

自分がそうできているかはかなり怪しいのだが、人間にも頻繁なアップデートが必要である。
最近はその頻度が急速に増しているから、ちょっとでもアップデートを怠ると、すぐに取り残されてしまう。
そんな時代に、自分たちは生きている。

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ちょっと前に、NHKで「人間は神になる!?『ホモ・デウス』とは」という特集が組まれたことがある。
「サピエンス全史」の著書、ユヴァル・ノア・ハラリ氏のコメントや

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正解を自分で与える力

正解を自分で与える力

教育改革実践家で、奈良市立一条高校の前校長である藤原和博氏は、自身の著書で「情報編集力」の大切さを説いていた。
これからの時代、決まった正解を求める「情報処理力」よりも、正解のない問題に対して“解”を求める力が必要となる、というのが氏の論調だ。

日本の教育現場のアップデートは、実に緩やかだと感じる。
メジャーバージョンアップと言えるものは、戦後間もない頃から行われていない気すらする。
もちろん、

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ここ最近の松本山雅FCについて

ここ最近の松本山雅FCについて

ウダウダと戦術について分析したり、ダラダラと己の心情をぶちまけたりはせずに、
簡潔に松本山雅FCについて書いてみようと思う。

やっぱりというべきか、予想通りというべきか、我が松本山雅FCがJ1で苦戦している。
J2優勝とはいえ、ぶっちぎりでもなく、むしろ薄氷の優勝だったわけだから、悠々と勝てるわけもないのだが。
それに相手だって、「昇格組には負けられない」と思っているに違いない。
勝ち点のATM

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