処世術:人と疎遠にしない方法、相手の好きなことがニュースになった時にメールする
社会に属している限りは、人との繋がりは大事である。山小屋に年中籠っているとかでなければ、誰とも関わらずに過ごすことは難しい。理想を言えば今まで関わりがあった人と連絡を取り続けているのがいいが、よっぽどマメでない限り難しい。そういうマメじゃない人でも最低限やっておいた方がいい、人との繋がりを完全に切らせないための簡単なルール。
切れることなく細々と連絡を取り続けるメリット
ある程度仲良くなった人とは、半年に1回か数ヶ月に一回は連絡を取ることを勧める。なぜかというと細くでも繋がっていると、何かあった時に連絡しやすいし、相手に何かあった時にこちらに連絡を取りやすいからだ。
何かあるというのは、何かを聞きたい、頼み事をしたい、何かいいチャンスの声かけといったような時だ。いい話というのは市場に出回る前に知り合い間で取引されて、結局市場に出てこないことが往々にしてある。いつどこでそういういい話が出てくるかわからないし、連絡を細々と取っていたら何か話が回ってくるかもしれない。
年2-3回位の連絡頻度だと忘れられないで縁は繋がる。そのうち1回を元旦のメールや年賀状だとしたら、それ以外に1-2回を何かのきっかけで連絡をとるだけだ。それだけで縁は完全には切れない。
相手の好きなことがニュースになった時にメールする
ラーメン、アイドル、車、釣り、漫画、アニメ、ゲーム、カメラ、芸能人、映画、ブランド、趣味、何だっていい。
誰かが好きだと言っていたことがニュースになっていたら、それに関してメールする。久々でも全く問題ない。「どうしよう、メールしたらおかしいかな、変に思われるかな、何て送ろう、久しぶりすぎて気まずい」という躊躇の気持ちが湧き出す前にさくっと短いメールを送ってしまう。
「〇〇がニュースになってますね」「〇〇が話題になってますね」「最近知り合いと〇〇さんが好きな〇〇が話題に出ましたよ」
相手は自分の好きなことを覚えていてくれたことと、自分の好きなことの話題だから久しぶりの相手でも返事をしやすい。そしてメールを送った自分に対する印象も悪くならない。相手の好きな所をくすぐることで、少ない連絡頻度で懐に入る。
Facebookで誕生日のお知らせが出ていた時
Facebookではなく、携帯やメールで誕生日おめでとうメールを送ってみる。連絡先が変わっていればそこで終了していいし、返事がこなくても問題なし。誕生日に気がつかなければ送らなくてもいい。
ただ誕生日というのはメールを送るいいきっかけであるし、多くの人はメールが来たことが嬉しくて返信してくれることが多い。そこで少しお互いの近況報告などをしておくと細々と縁は繋がる。
そもそも「お誕生日おめでとう」メールを送ったところでバチは当たらないし、相手に不快感を与えることもない。これをやって誰も嫌な思いはしない。
嫌いな人には送らないが、どちらかと言えば縁が切れない方がいい人には送る
仕事やいつも関わる人にはわざわざ連絡をしなくても関係は続く。しかしそういう枠組みが外れた状況で何もしなければ縁は徐々に消えていく。
嫌いな人と関わる必要はないが、何だかんだで疎遠にならない方がいい人には自分からメールを送っておく。
まとめ
深い仲の友達以外や知り合いと縁を続けるための処世術。