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なぜ私立幼稚園受験なのか?【Vol.2統計データ】
■結論
先に自分の結論一言としては、「私立幼稚園からエスカレーターに乗り、難易度高い私立小学・中学校に直通で上がれるのであれば、幼受はコスパ良き選択肢」になりうるってこと。
■統計データ
学校の数をまとめているお受験記事とかをググって見ると、少し古いデータばかりだったので、最新の数字を「文部科学省」の統計データから拾ってみた。2024年(令和6年)8月の速報値を見ると、
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■学校の数
幼稚園は、8531園。うち私立は5950園(69.7%が私立)。
小学校は、18824校。うち私立は249校(13.2%が私立)。
中学校は、9882校。うち私立は781校(7.9%が私立)。
→幼稚園は、私立が多い(←義務教育ではないので当たり前か)。
私立小学校は全国で249校しかないのか。意外に少ない。
■生徒の数
幼稚園は、75万8千人で、前年度より8万4千人減少。
小学校は、594万2千人で、前年度より10万8千人減少し、過去最少。
中学校は、314万1千人で、前年度より3万6千人減少し、過去最少。
→人口減少/少子高齢化に伴い生徒数は減少の一途である。
■「私立」生徒の数
私立幼稚園は、66万9千人で、前年度より7万人減少。
私立小学校は、7万8千人で、前年より67人減少。
私立中学校は、24万8千人で、前年度より360人増加。
→
「私立」に通う小学生と中学生の数は、人口減少に抗っている。私立中学にいたっては増加中。
■まとめ一言二言
私立幼稚園は多いが、私立小学校中学校は数(選択肢)が少ない。なのに生徒数が増えている傾向があり激化中ってのが、このデータ見ても想像できる。特に首都圏は激化傾向が強いはずなので、私立中学小学受験はとってもとっても大変。
私立幼稚園からエスカレーターに乗り、難易度高い(行きたいと思える)私立小学・中学校やらに直通で上がれるのであれば、幼受はコスパ良き選択肢になりうる。(※上述の結論と一緒)
※詳細の数字は、文部科学省の「学校基本調査-令和6年度 結果の概要(速報)」のリンクをご参照ください。