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satoshi_st
40年前の日本SFの基準の作品「…絶句」
<SF(132歩目)>
あ~、やっぱり新井素子さんの作品はオモシロい。この作品でSFっておもしろいなと感じて今に至っています。
もしかして、不幸だったかも??(笑)
…絶句〈上〉
新井 素子 (著), coco (イラスト)
早川書房
…絶句〈下〉
新井 素子 (著), coco (イラスト)
早川書房
「132歩目」は、久しぶりに再読したら、やはりおもしろい。中学生で読んだのですが、今読んでもSF好きになる作品です。
異星人の起こした次元事故によって、新井素子(作者と同名の作中人物、小説家志望) の物語世界が現実空間に流出、新井素子さんの小説のキャラクターが実体化してしまう。
あ~、なんて説明がダメなのだろう!と泣けてくる。後に、日本SF作家クラブの会長になられたのも、この斬新な作風からだろうと思います。
少年少女が最初に接するSF作品って、とても重要だと思いますが、今でも「…絶句」はいいと思います。
夏休みに、是非!の作品の一つです。
今日で264日目、私の朝のルーティンです。