家族の自死に焦点を当てた作品「もう行かなくては」
<文学(129歩目)>
とても重たい。でも、深く感情移入できた物語でした。
もう行かなくては
イーユン・リー (著), 篠森ゆりこ (翻訳)
河出書房新社
「129歩目」は、イーユン・リーさんのつらいご家族にかかわることを昇華した作品。
読む前に、沈痛な思いになってしまった。
しかし、読み進める中で「人生」を確認するって、「他者との関係性」であり、それを文学作品として昇華した素晴らしい作品だと感じました。
厚さにひるんで、読むのを後回しにしていたことを後悔した作品です。
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