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友情と贖罪「君のためなら千回でも」

<文学(105歩目)>
友情と贖罪、全て完璧な人はいない。

君のためなら千回でも(上巻)
カーレド・ホッセイニ (著), 佐藤耕士 (翻訳)
早川書房

君のためなら千回でも(下巻)
カーレド・ホッセイニ (著), 佐藤耕士 (翻訳)
早川書房

「105歩目」は、カーレド・ホッセイニさんのデビュー作です。
アメリカで必要とされるプロットが全て詰まっていて、隙も無駄もない作品です。

アフガニスタンには行ったことがない。しかし、ホッセイニさんの作品で強い関心を持つ国になりました。

アフガニスタン人ではないのですが、ヤスミナ・カドラさん、カミーラ・シャムジーさんと同じく「心を描く」ことに長けた方が多く存在する地域と思いました。

「身分制度」と「イスラム世界」が、この作品で理解出来ました。
深く考えられる作品です。

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