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僕が自転車に出会ったのは31歳の時でした。
40代になった今も自転車に乗り続け、いろいろな所に連れて行ってくれる。そんなパートナーとの日々を、小説調にまとめていきます。
小説調な…
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#40代
雪が降ると自転車に乗れない!【自転車と歩んだ4000日】
ロードバイクのタイヤは細い。高圧の細いタイヤはアスファルトを切りつけながら、これでもかと転がってくれる。
舗装された道路ならば。
一度段差を踏めば恐ろしい反動に、ハンドルを持つ手が震え、場合によってはパンクする。
いや、した。何回も。
土の上を走るなんてもっての外だ。濡れた白線を踏んだだけでも滑るのに…。
ロードバイクの細いタイヤは土や砂を捕らえてはくれない。容赦なく滑るのだ。
だか
グルメライドの魔力【自転車と歩んだ4000日】
健康診断で血糖値が上限を超え、御堂は自転車を始めた。だから御堂は、自転車中に食事を摂ることをしなかった。
初めて限界チャレンジした時は、プロテインの粉末を持っていき、現地作成して飲んだほどだった。
自転車とは忍耐力のスポーツ。食事も忍耐で乗り越えるものだと、御堂は思っていた。
しかし間違いに気がつくのはそう遅くなかった。
自転車の運動強度は強い。しかし体への負担は小さい。どういう事か?
レース前の追い込み【自転車と歩んだ4000日】
健康診断で血糖値がひっかかり、自転車に乗り始めた男がひとり。その名を御堂彰という。
ロードバイクを買って半年もしないうちに、今度は便潜血でひっかかり、大腸ポリープを取った男がいる。その名を御堂彰という。
良性か悪性か。僕は死ぬのか…?御堂は震えていた。
結果は良性。御堂は人生を見直すことに決めた。このまま何もしないで死にたくない。
SNSでつぶやいたのは、死ぬまでにやっておきたい事だっ