時代の変化
その昔、バリバリと仕事をこなす男達が格好いいとされていた時代がありました。当時は、徹夜で仕事をする事や、仕事に全てを捧げることが美徳とされていました。
しかし、今ではそのような価値観がパワーハラスメントやモラルハラスメントにつながることが認識されるようになっています。現代において、自分の価値観を他人に押し付ける会社は時代遅れと見なされ、むしろダサいとさえ言われます。
あれはまだ、平成の初め頃、私が幼い頃に見たテレビコマーシャルでは、24時間働けますか?ビジネスマン、ビジネスマン、リゲイン!といったフレーズが流れていました。
しかし、冷静に考えれば、24時間働けるわけがありません。例え、それが宣伝の一部であったとしても、無理な話です。こうした働き方は、今で言うところのブラック企業の典型であり、現在では労働基準法に違反する行為として訴訟問題に発展する可能性も高いに違いありません。
なので、今の40代以上の昭和世代の方々にとっては、かなり生き辛くなっている現状は当然かもしれませんし、当時の価値観とは大きく異なる現代の労働環境に適応するのは、色々と縛りなども難しいこともあるはずです。
しかし、これからの時代は、働き方や価値観を見直し、より健全で持続可能な働き方を追求する事が求められるはずですし、それこそが、個人の幸福と社会全体の発展に繋がるのではないでしょうか!