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昨日まで元気だった人がうつ病に?
『元気で活発な人が突然うつ病になることってあるの?』
それでは逆の
『いつもふさぎ込み誰とも会わないのにうつ病にならない人っているの?』
ということを考えれば答えは出てきますよね?どちらもあります。
うつ病の原因は不明といわれることがありますが、そういうことはありません。うつ病の原因は明確にあります。
ただし、学問上では難しいと思います。なぜならば、人それぞれ原因が違うからです。
・運動していてもうつ病になる人とならない人がいます。
・運動していなくてもうつ病になる人とならない人がいます。
・食べ過ぎてもうつ病になる人とならない人がいます。
・栄養失調でもうつ病になる人とならない人がいます。
・十分な睡眠をとっていてもうつ病になる人とならない人がいます。
・睡眠不足でもうつ病になる人とならない人がいます。
学問上では明確な答えが欲しいのですが、うつ病は様々な原因で発症するものです。
なぜならば、【自律神経失調症】の一部だからです。自律神経が乱れて発症するのがうつ病の特徴です。
自律神経は、生活習慣やあなたの思考・行動で乱れていきます。あなたは自律神経のために生活しているわけではないですよね?
けれど、自律神経は常にあなたのために働き続けてくれています。
自律神経は、交感神経と副交感神経という、車のアクセルとブレーキの関係であなたを守ってくれているのです。
こちらの動画で話している内容を肚に落とし込むことができれば、自律神経やうつ病がどのような状況で起こるのかが理解できると思います。
ちなみに、交感神経は活動の神経です。だからこそ、交感神経優位型になると活動し続けオーバーヒートを起こし、バーンアウト症候群に陥ったりします。
精神病には双極性障害(旧躁うつ病)といわれる、交感神経が高ぶる躁状態と副交感神経が強すぎるうつ状態を繰り返してしまうものもあります。
このように現象的には説明できるのですが、原因についてはその人の過去に何があったのか細かく知らないとたどり着くことができません。
うつ病になると極端に人と会うことを避けてしまうこともあり、なかなか原因が見えないことが多いものです。
だからこそ、まずは症状を落ち着かせる必要があるのですが、薬で落ち着かせると、考える力が壊れます。
そのため、楽な気分にはなるけれど、それ以上治す作業ができない状況に陥ることが多いものです。
そういう意味でも、原因に明確化が超重要といえます。