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12年ぶりに書いてみました vol.2 お塩について | #思い込みが変わったこと
12年前、電子機器で体調が悪化するようになって、11年間パソコンも携帯もない生活をした私ですが、ブログ再開vol.2はお塩について書いてみようと思います。
最近、健康や自然な暮らしに興味ある方々のSNSで、お塩の話題を見かけましたので、私の思うことを少し書いてみようと思います。
SNSでは、ミネラルを気にして塩を選ぶ、だからこのお塩を推します、とか、汚染されていないお塩はどこの海から摂れる塩だ、とか、色々なひとがそれぞれ「推しの塩」を紹介していました。とても興味深かったです。
さて、私が何を推すかといえば、どのお塩という答えからはちょっと外れてしまうけれど「塩分を控えた生活」推しです。
一般的には減塩はよしとされていますが、化学物質過敏症の私が買い物に行くような自然食品のお店や、そういう人たちが集まるSNS上では、減塩派はとても少数のような気がします。
そういうところでは、ミネラル豊富なお塩は健康に良いから、減塩する必要がない、という話をよく聞きます。
カップラーメンや外食生活をしているひとが、減塩するのは大切なんだろうけれども、、、といった話です。
私も、それを信じて、長いこと色々なお塩を試して、減塩をせずに過ごしていましたが、調子が変わることはありませんでした。
色々やってみたけれど、ある時、そういえば、減塩したことないなぁとふと思い立ち、減塩をしてみたら、、、それが一番、私の体には合っていたと実感出来たので、今日はそれを書いてみます。
まさに #思い込みが変わったこと です。
体質はひとそれぞれなので、どれが正解ということはないと思いますが、へぇ、そんなひともいるんだなぁと思って、読んでいただけたら幸いです。
ミネラルを吸収したいけれど腎臓もいたわりたい
私は、腎臓の数値は正常値なので、別に減塩しなくてよいし、主治医からも減塩を進められるようなことはありません。
でも、化学物質過敏症の私は、解毒がうまくできていないとも言われます。
また、栄養やミネラルがうまく吸収できていないとも言われています。
だから、腎臓をいたわりながら、ミネラルを吸収させる必要があるのですが。。。
ミネラル不足を、ミネラル豊富な自然塩から摂ると、自然塩は、塩分が主に入っている以上、腎臓に負担がかかっていたのかもしれないなぁと、減塩生活して身体が軽くなってから、思うようになりました。
塩分を控えてから、以前より身が軽い感じがするのです。
こわばりが少し軽減できたようにも感じます。
筋肉がつることが少なくなりました。
電子機器を再び使えるようになってきました!
一般的には、塩分やミネラルが足りていないとつるといわれていますが、私の場合は、塩分を控えることでつることが少なくなりました。
12年前のブログで書いていた代替療法では、主にアレルギーについて書いていたのですが、そこでは、一般的なアレルギーと違って、ある物質と体がうまくいっていない状態のことをアレルギーと呼びました。
私は、ミネラルとうまくいかない体の状態で、お塩を控えることで、バランスが回復されて、つることが少なくなったのかもしれません。
電解質のバランスをとることができて、体の生体電気のバランスが整って、電子機器の不調が軽減されたのかもしれないなとも思います。
私の減塩方法
私は基本、おかずの半分は味付けをしないという減塩生活をしています。
例えば、お味噌汁は、出汁とお味噌の味があるから、煮物は何も味付けをしない、とか、お魚が味がついているから、具だくさんの野菜スープは何も味をつけない、とかです。
全体に薄味にして味をぼやけさせるよりも、楽しくいただけると感じていて、このやり方が気に入っています。
微量に摂る塩は、自然なお塩を選んでいます。
にがり成分が大量に入っていない自然塩を使います。
ミネラルは、塩以外から摂ると思って調理しています。
野菜や、お魚、ハーブやスパイスからです。
塩分を少なくする習慣が身につくと、普通の味付けがとても塩辛く感じられるようになりました。
塩分が少ないと、素材そのものの美味しさを実感します。
味の濃い、自然農法などのお野菜がよりおいしく感じられます。
また、多く食べないで済むようにもなりました。
結果、健康的に痩せることができました。(有酸素運動もしました)
私はそこまで痩せられませんが、モデルさんの食事は、ヘルシーで、減塩食であると聞いたことがあるので、もしかしたら、塩分があって、たくさん味がついている食事は、必要以上に食欲を増進させてしまうのかもしれないなぁと思いました。
生物として塩分量はどれくらいが適量か?
昔のひとは、塩分が少ない生活だったのではないかとも思います。
今のように好きなだけ食べ物を食べられなかった昔は、食べる量も少なく、従って、塩分を摂る量も少なかったのではないかと思いました。
今の時代ほど塩分を摂ったことは、かつてなかったのかもしれないと思うと、生物としての体にとって、丁度よい塩分は、今の私たちが思っているよりも、少ないのかもしれないなとも思いました。
マグネシウム
最近、SNSで一番話題になっていたのは、自然塩に含まれるマグネシウム、についてでした。
色々な製法がある中で、どれくらい、にがり成分が残っているのが良い塩なのか、、、ということ等で、盛り上がっていました。
以前、私も専門家から、にがりを摂るとマグネシウムが摂れていいと、直に聞いたことがあります。
ですが、私は試しても、どうしても良さを実感できませんでした。
昔、戦前を知る親戚から聞いた話で、にがりは体に良くないから、台所で布を使って濾してにがりをなるべく少なくして使っていた、、、という話が、ぼやっとした記憶の中にあります。
にがりは、豆乳のたんぱく質を凝固させて豆腐にします。
たんぱく質と結合していない、にがりを食べたら、自分の体の内側なんて、たんぱく質ばかりなのだから、大丈夫なのかなぁと、素人なのでわかりませんが、そんな妄想をしたりしていました。
神経とマグネシウム
過敏症は解明されていない病気なのですので、わからないことが多いです。
ただ、症状のひとつにこわばりや筋肉の違和感があるので、おそらくマグネシウムがうまく使えない問題があるのではないかと、私は思っています。
神経伝達にマグネシウムはとても大切で、それが不得意な過敏症は、カルシウムやビタミンB群などにも、問題があるのではないかと、代替療法(以前ブログで書いていた)で学んでから思うようになりました。
そんな訳で、ひと一倍、マグネシウムは必要だと自覚のある私なのですが、お塩でとると、どうしても、うまくいきませんでした。
エプソムソルト
私は以前から、エプソムソルトを、ボディーワーク(心身に働きかけるマッサージ等)や、ヒーリングの後の浄化として、海塩と同様に入浴で使うと良い、と知っていたのですが、わりと最近になって、マグネシウムを皮膚から吸収させることができることを知って、使うようになりました。
私は、エプソムソルトを入れたお風呂に入ると、筋肉の境目がぷくぷくと分かれて、ここからここに筋肉がついているのだとわかるような体になります。
腕や脚だけでなく、唇の細かい凹凸や指の筋肉もぷくぷくと浮き出てきて、全ての筋肉がみずみずしくなるのには、驚きました。
普段どれだけこわばっていたのかと、見てわかりました。
お塩では実感できなかったマグネシウムを実感できた体験でした!
ただし、私のように敏感なひとは、短時間で入浴を切り上げて、体についたエプソムソルトのお湯は流してから出ること、から始めた方が良さそうです。
実は、2回目に油断して長く(とはいっても20分以内)入りすぎて、とても気分が悪くなりました。
過敏症のひとが試す場合は、他のことを試す時にいつもしているように、気をつけて試してみてください。
ちなみに、エプソムソルト入浴を始めるずっと前から減塩生活はしていました。エプソムソルト入浴で、さらに体が軽やかになった感じです。
お塩の神様
話は変わりますが、、
お塩は、お清めに使ったりもしますから、きっと霊的な側面があるのではないかと思います。
だから、本当は、日本人なら日本の伝統的なお塩を使えたらいいのに、見つけるのが難しいです。
同じく、お清めに使う日本酒ですが、こちらは、伝統の蔵元が各地に残っています。手に入れるのも簡単です。
きっと蔵にはお酒の神様がいらっしゃって、杜氏さんやお酒を造る人々と、ともにいらっしゃるのでしょう。
かつては、お塩もきっと神様がいらっしゃる場所で、職人さんたちが神様と一緒につくっていたのではないかと思います。
お塩づくりはとても体力が必要なので、大変という側面があったものの、戦後GHQのもと専売公社が塩を管理、さらにイオン幕でろ過する方法になって、塩といえばNaClの食塩しか無い時代が続きました。
昭和の昔、お塩といったら白と青の袋、お砂糖は白と赤だけ、という時代がありました。お塩は青で、青がお塩のシンボルのようになっていました。
味の素が橙色なんてのもありましたっけ?!赤でしたっけ?!
アジシオとかもありました。あの頃の塩はNaClしかなくて、更に化学的に合成された調味料を入れないと味気ないお塩だったのだと思います。
NaCl=食塩は、ミネラルが摂れないし、化学調味料も体にあまりいいものではありませんので、生きるのに欠かせないお塩が、それくらいしか選べないという時代というのは、よく考えてみると、大変な時代だったのかもしれません。
今は、色々な自然塩を選べるようになりました。
でも、一度伝統が途絶えてからの復活は、大変なのではと思います。
昔、たくさんいらっしゃったお塩の神様はどうされているのだろうかと思ったりもします。
岩塩
塩の輸入が自由になって、岩塩もたくさんの中から選べる時代になりました。
食事の内容によっては、岩塩がおいしく感じること、私にはあります。
ほとんどお塩をとることがない私は、岩塩の味で食べたい、と思った時は少量を使うこともあります。
余談ですが、以前、体の親和性は岩塩より海塩の方がいいと聞いたことがあります。
なんでも、うんと太古の昔の塩より、今のきれいな海からできたお塩の方が、今を生きている体には合っているんだよと、
太古の生き物ではないからと、言っていました。
私は、それは実感としてよくわかりませんでしたが、覚書として書いておきます。
ごま塩をご飯にかけること
私が以前ちょっとだけお世話になった食餌法の先生から聞いた聞きっかじり。
食事の度に、必ず、ごま塩をご飯に振りかけて食べることを習慣にしている食餌法?があるのだとかで、そういうひとは顔が土気色になって、不健康になるから、やめて欲しい、といっていました。
余談ながら、時々、自然食品のお店でお見かけする方が、失礼ながら、顔色が土気色な感じだったので、ごま塩を振りかけているのだろうか、と思ってしまうようになってしまったのですが、まさか聞けません。
聞けないうちに最近、合わなくなってしまいましたので、勝手ながらどうしたのだろうかと思ったりしています。
塩分過多は一般的にいわれることよりも、幅広く色々と健康に影響するのでしょうか?
梅醤番茶
お塩の話から少しそれますが、梅醤番茶というものが、ありますが(ご興味あったら検索してください)、ずいぶん昔、冷えがひどかったときに、作ったことがありますが、体が芯から温まりました。
梅干しや三年番茶といったものが混ざって薬のような効果があらわれるのだと思いますが、とってもしょっぱい!のです。
寒い地方のひとは、塩っ辛いものを好むと言われますが、寒さ、冷えにはしょっぱいものが必要とされるのでしょう。
塩分は本当に上手にとったら、薬にもなるし、とりすぎたら難しい体調にもなるのかもしれないと思いました。
まとめ
私が体験して思うことをつれづれに書きました。
ひとそれぞれ、体質や生活が違うから、お塩の摂り方選び方も、ひとそれぞれの正解があるのだと思います。
肉体労働で汗をだらだらかくひとや、夏場の熱い時に、お塩をとらなければ、熱中症のようになってしまうので、減塩が第一ではないでしょう。
エプソムソルト風呂に興味ないし、にがり成分の残っているようなお塩の方が絶対に体調が良い、というひともいると思います。
お肉にはやっぱり岩塩だというひともいると思います。
天ぷらもこの塩で食べるとおいしい、とか、お料理によって、色々なお塩が選べますね。
昔と違って、たくさんのお塩の中から選べる楽しみのある世の中だから、色々調べて試してみて、私にはこれだ!と思うものを選べたらよいなぁと思いました。
その選択肢のひとつに減塩というのもあるかも、、というお話でした。
ただ、私の減塩方法に興味を持たれても、ひとによっては、合わないことももあると思います。
健康にかかわることは、どうか、くれぐれも慎重に。
場合によっては主治医の意見を聞く等してください。
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