産まれた子供にいつか伝えておきたいこと
昨年人生で初めて我が子が産まれた。紛れもなく我が子だ。
無垢で、まっさらで、これからの人生で出会いからさまざまな影響を受けていくのだろう。
そんな我が子に伝えたいことがある。言葉がわかるようになってからで良いので、心に留めてほしいと切に願う。
1. 貴方の居場所はここにあって、私たち両親は何があっても貴方の味方でいるし、何になろうとどんなことをしようとも応援するし、戻ってくる場所はあるから、安心して好きなことをして欲しいということ。
2. 何があっても貴方の言うことやることを否定せずきちんと受け止めるから、貴方の希望や想いを伝えて欲しいということ。
3. 貴方が人生で出会う物事に対して、どんな風に思っているのか、どんな風に考えているのか、言葉で伝えてほしいし、私たちは聞きたいということ。
4. 全て自分が選択している意識を持つこと。貴方の人生は貴方が決めていいのだから、自分で選択し、その選択に責任を持つこと。
5. 自分の持つ権利や特権ではなく、貴方が世界に何を与えるべきか、を意識しておくこと。
6. 貴方が強さを持っていたら、弱い人にその勇気を分け与えなさい。貴方が多くを持っていたら、持っていない人に分け与えなさい。熱や水は低いところに流れるのと同じように世界の法則と思うこと。そしてそれは貴方が世界に与えられる尊いことなのだから。
7. 自分の持つカードがどんなカードなのか、早めに知っておくこと。結局のところ持って生まれたカードでしか勝負できないのだから。
これを書きながら、こんなこと自分でも出来ないとも思いつつも、自分への戒めも兼ねて、書き留めておきたい。
自分の両親に人生の指針になるような言葉をもらった記憶がなく、それを今更どうこう言いたいわけでもないけれど、人生の形成に大事なことだと思うから、忘れないようにしていたい。
きっと伝えるタイミングも重要だし、伝えるだけじゃなく、行動で見せる必要もあるはずだから、妻ともこういったことを話し合える関係を続けていきたい。