糸巻こころ

産業カウンセラーの資格を取得しました。 「こころ」の松葉杖を目指し、 自分の感情や思考…

糸巻こころ

産業カウンセラーの資格を取得しました。 「こころ」の松葉杖を目指し、 自分の感情や思考を言葉にして整理する随筆です。 くだらない日常も書くかもしれません。

最近の記事

私が人目を気にするのはなぜだ

心理学を学び始めて、カウンセラーになりたい気持ちが湧いた。 資格を取ると仕事として急に現実的になり、 それはそれで尻込みする。悩ましい。 転職を考える時、心配事として 1.経済的な不安 2.親の目、他人の目 が上位にでてくる。 経済的な不安は転職活動につきものである。 問題は二つ目だ。 なぜ、気にするのか。 気にする必要があった/気にする方が良いことがあったからだ。 私はいったい何を気にしていたのだろう。 保育園でいじめられたことか、 親が怒りっぽかったことか。 今とな

    • 産業現場のメンタル不調予防でカギを握る人たち

      メンタルヘルス対策の予防に穴産業カウンセラーの役割にはメンタルヘルス対策の支援がある。 *メンタルヘルス対策  不調を未然に防ぐ(一次予防)  早期に発見・対処する(二次予防)  復職を支援する(三次予防) 予防に越したことはない。 が、どうも腑に落ちないのだ。 残業削減、有給取得促進、環境改善、セルフケアに関する情報提供、 管理監督者によるラインケア、復職支援。 予防対策は一次から三次まで多岐にわたるが、 どうも一つ足りない。 たしかに過労を防ぐことは最優先である。

      • カウンセラーって、ただ聞いているだけ?

        私が心理学に興味を持ったのは高校生の時。 テレビドラマ「心療内科医・涼子」との出会い。 (同世代の皆さま、こんばんは) 心理学と無関係の大学に進学したものの、 「心理学勉強したい」第一次ブームが到来した。 図書館で簡単に読めそうな本を漁り、 心理学部の友人に何を習ったか聞く。 ある時、大学構内に学生用カウンセリングルームがあると知り、 どんなことしてくれるのか興味本位で訪ねてみた。 何を相談しただろう。 就活に関する悩みだったかもしれない。 それより何より、ガッカリしたこ

        • 良い匂いは自分の匂い

          好きな人、尊敬する人、賢いと思う人。 みんな実は自分に似た人なのかもしれない。 何年も前、ある方のブログを読んで大好きになった。 その人の考え方に感銘を受けた。 ファン(?)になったというより、 「すごい分かる!」感じ。 私より明らかに聡明で視点が高く、 語られるのは新しい情報と価値観・ものの見方。 自分と似ているなんて、おこがましくて言えない。 それでも読んで「すごい分かる!」のだ。 どこか同じ匂いがしていた。 もともと自分が持っていた価値観を 見事に言語化してもらった

        私が人目を気にするのはなぜだ

          こころも、生きている

          人間の命は、色んな生命の集合体だ。 細胞、神経、菌類。 皮膚を境界にして、その内側の存在すべてが 1人の人間の世界を生きている。 地球を生きる人間の縮小版のようだと思う。 ところが「こころ」だけは、不思議である。 「こころ」だけは境界の外側へ行ける。 行けるというか、実体がなく、どこに居るのかも感じられない。 脳の機能っぽいが、掴みどころがない。 「こころ」だけは、 他者の「こころ」と繋がってみたり 逆に他者の「こころ」から干渉されたり なんなら過去・未来の時間を行き来も

          こころも、生きている

          インナーチャイルド=幼少時に生きようとする力

          昨年の秋まで1年間、インナーチャイルドセラピー講座を受けていた。 インナーチャイルドとは、ある感情を擬人化したもの。 例えば自分の中で、 「悲しい」 「いや、そんなことで凹む人と思われたら何か恥ずかしい」 という感情の動きがあって 「全然気にしてないよ!」を表に出したりする。 最初の感情「悲しい」を言うのがインナーチャイルドだ。 あえて子供のイメージで擬人化する。 普通に「本音と建て前」と言えばわかるところを なぜ謎の横文字で表現するのか。 答えは感情の複雑さにある。 感

          インナーチャイルド=幼少時に生きようとする力

          自己紹介

          産業カウンセラーの資格を取りました。 心理学の道を歩みながら 学びや気づきを記録・発信します! 実は手始めに、 別のブログサイトから記事を移行したあとで 「noteは最初に自己紹介をするのか?」と気づき編集しております。 お作法が分かっていないnote初心者ですが、 どうぞよろしくお願いします。 ここに書くことは ほとんど自分への語りかけですが もし読んでくださる誰かの気持ちが 少しでも晴れたら嬉しいです。 そして、「晴れた」とか言われたいし いつか読者数がうなぎ昇りに