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震災後、登園(登校)を嫌がるようになりました~子どもに安心感を与える一つの方法


この度の能登半島地震により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に 心よりお見舞い申し上げます。
被災地の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

新年早々の大きな地震に、
本来ならまったりモードで寛ぎ
バラエティ番組でも見て笑って過ごすはずだった正月が
恐怖や不安、悲嘆や無力感で過ごすことになってしまいました。
そんな正月、 子ども達に変化はなかったでしょうか。

子どもの心はデリケートです。
直接の被災ではなく、テレビ画面上の出来事でも
強い衝撃を受け、心が不安定になることがあります。

震災以来、子どもが母親にずっとくっついていたがるようになった、
学校や園に行くのを嫌がるようになった、という相談もあります。

そのようなお子さんのお母さんに
よくお勧めしている方法を、一つご紹介します。
それは…
 
◆子どもに、(親の)身代わりとしてのお守りを渡す
 (または 家族みんなでお守りを買いに行く)
 …です。

いたってシンプルですが、大事なポイントがあります。
このお守りによって
『自分は親(家族)に守られている』『自分と親(家族)は繋がっている』と、子どもに感じてもらうということ。

このお守りが、
『親(家族)の保護』『親(家族)との繋がり』の象徴(シンボル)だと
子どもに思ってもらうということ。

小さい子にとって、
目に見えるシンボルというのは重要、かつ有効です。
渡し方も、
「あなたのためにわざわざもらってきたの」「特別に作ったの」などの
〝特別”というスペシャル感を演出して下さい。

スペシャル感、上等感がある方が
〝大切なもの”という感じを抱かせられます。

人は不安が強くなるほど 確かなものを求めます。
子どもは
〝大好きな親と繋がっている”という感覚から安心感を得ます。
シンボルを持たせてあげることで 
視覚化され、安心感がより確かになります。
そしてお守りなので、いつも一緒にいられます。
(小さい子に有効な方法ですが、中学三年生でも効果ありました!)

不安になっている子どもと一緒にいてあげられない、
そんな時には
身代りのお守りを持たせてあげると 
こどもの不安は軽減すると思いますよ。

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